コピーライティングとは?
コピーライティングとは、広告文を書くことです。
広告とは「広く世間に告げ知らせること、特に、顧客を誘致するために、商品や興行物などについて、多くの人に知られるようにすること」と、広辞苑には書いてあります。
広告の歴史は古く、明治5年頃に「advertisement」訳語として造られた言葉だそうです。
日本で最初のキャッチコピーは、江戸時代中頃、平賀源内が考えた、
「土用の丑の日」と、いわれています。
平賀源内は、夏に売上が伸びない「うなぎ屋」の相談を受けます。そこで源内は「本日、土用の丑の日」とキャッチコピーを書いて張り紙をするよう提案しました。それから周りのうなぎ屋も真似したことで、現代まで続く風習になったそうです。
こんにちは、寿(ひさし)といいます。元芸人でした。
https://hisashi-media.com/profile/僕は、コピーライター養成講座に通い、コピーライティングを学び始めました。
https://hisashi-media.com/copy-learn/basics-learning/キャッチコピーを中心にコピーライティングをしています。
https://hisashi-media.com/copy-apply/sendenkaigi-award-2020/始めましての自己紹介を
— のざき寿(元お笑い芸人)大喜利、好き。 (@hisashi_create) July 30, 2022
何度もした。
その度に自分を
好きになった。https://t.co/hDzXVYoUlT
僕の書いたキャッチコピーを使ってくださっている!!!すげー!!ありがてぇ!!#介護 #福祉 #介護士
このサイトが、あなたのコピーライティングを豊かにできればと、心から願っております。
武器になるコピーライティングとは
会社をやめて個人事業をはじめた。
副業で収入を増やしたい。
転職を考えていて、魅力的な職務経歴書の書き方を知りたい。
これらの課題はコピーライティングで解決できると思うんです。冒頭でいいましたが、コピーライティングは、商品・サービスの良さを多くの人に知ってもらう方法だからです。
つまり、自分の仕事や会社・自分自身・スキルなどを、相手に伝わりやすく魅力的にアピールできれば、結果として今まで解決できなかった問題は、いい方向にいくのではないでしょうか。
コピーライティングで、仕事が上手くいくでしょう。
コピーライティングで、副業で案件の受注が決まるでしょう。
コピーライティングで、満足のいく転職ができるでしょう。
ちょっと、ゴリ押しな表現になってしまいましたが、僕はコピーライティングをブログ記事を書くときに役立てています。記事の本文はもちろん、見出しや内容のアイデア出しなどです。言葉を考えるには、発想力や企画力も鍛える必要があるので、コピーライティングはどんな職業にも役に立つスキルなんです。
コピーライティングは、生活を豊かにする言葉の技術なんです。
コピーライティングが使われている生活の場面とは
とはいえ、コピーライティングが実際に使われている場面はパッと思いつかないですよね。逆にいえば、意識しなくてもいいくらい、わたしたちは広告に囲まれて生活しているとも言えます。
最初に思いつく広告といえば、テレビCMじゃないでしょうか。テレビCMは、15秒から30秒と短い時間で、広告主は、商品・サービス・ブランドイメージを視聴者に印象付けようとします。使われている映像やメロディーもコピーライティングの上でイメージされた表現なのです。他にも、
- 新聞広告
- 電車つり革広告
- ポスター・リーフレット
- スマートフォンアプリの広告
- Webサイトのバナー
- YouTube広告
- SNS広告
生活の至るところに広告があります。コピーライティングと一緒に生活しているといっても過言ではないかも知れません。
コピーライティングの種類とは
コピーライティングとひとくくりにしてきましたが、実はいくつかのカテゴリーに分類されています。
- イメージコピー(キャッチコピー・キャッチフレーズ)
- セールスコピーライティング
- Webコピーライティング
コピーライティングとして、基本的な考え方は共通していますが、使用する場面・細かい技術は全く違います。簡単に解説していきますね。
イメージコピー(キャッチコピー・キャッチフレーズ)
商品・サービスのイメージを表現する言葉や文章です。グラフィック表現と一緒に掲載されます。短い言葉で端的な表現です。
イメージコピーの具体例
おしりだって、
洗ってほしい。仲畑 貴志さん
TOTO ウォシュレット(1982 )
イメージコピーが使用される場面
- テレビCM
- 新聞広告
- 電車つり革広告
- ポスター
- 企業ブランディング / スローガン
- Webサイトメインビジュアルのキャッチコピー
イメージを伝えるため、抽象度の高い言葉や文章になる特徴があります。
https://hisashi-media.com/catch-copy/セールスコピーライティング
商品・サービスの直接的な購買につながる言葉や文章です。ECサイトの商品紹介やブログなど、商品・サービスのメリット・製品情報や他社との製品比較など、イメージコピーに比べ具体的な表現なのが特徴です。
セールスコピーが使用される場面
- DM(ダイレクトメール)
- チラシ
- メールマガジン
- Webランディングページ
- Webバナー
- ECサイト
- ブログアフェリエイト
セールスライティングは、購買心理学・心理学などのテクニックを用いることもあり、消費者に対して「購入」や「問い合わせ」など、具体的な行動を促をします。
https://hisashi-media.com/sales-writing/Webコピーライティング(Webライティング・SEOライティング)
インターネットでGoogleなどの検索エンジンに対し、コンテンツを検索上位に表示するためのライティングです。SEO(Search Engine Optimization)、検索エンジン最適化といわれます。
主に、商品・サービスを紹介するECサイトや企業サイト・オウンドメディア・ブログなどで使われます。
Webコピーが使用される場面
- ECサイトでの紹介文
- ランディングページ・キャンペーンページ
- オウンドメディア見出し / 本文
- ブログ見出し / 本文
- アフィリエイト見出し / 本文
Webサイトのライティングは、基本的にSEOを意識して書くことが必須です。検索エンジンに評価されなければ、ブログなどのコンテンツは見られる可能性が低くなるからです。また、商品・サービスのセールスライティングとの相性がいいのも特徴です。
https://hisashi-media.com/web-writing/ https://hisashi-media.com/power-of-writing/コピーライティングの考え方とコツとは?
もう一度、コピーライティングの役割をおさらいしておきましょう。
コピーライティングの役割とは
広告の文案を作成すること、職業。
新聞・雑誌・ポスターなどのグラフィック広告、テレビ広告、ラジオ広告、ウェブサイトやバナー広告などに使用する言葉や文章。
一部、wikipedia参照
広告主が広告を掲載する目的は、自社の商品・サービスを生活者にアピールする為です。それは、売上につながること・企業を知ってもらうこと・ブランドイメージを向上させることにもなります。
コピーライティングは、広告主の課題解決のお手伝いをするのです。広告主は、商品・サービスを、
- 知って欲しい
- 興味を持って調べてほしい
- 好きになって欲しい
- 思い出して欲しい
- 手にとって買って欲しい
- 人に紹介して欲しい
このような期待をコピーライティングに求めています。こうした生活者の行動パターンは、マーケティング用語で、AIDMA(アイドマ)・AISAS(アイサス)と言われます。
コピーライティングのコツと本質とは「人を動かすこと」
コピーライティングは「人の心を動かす言葉」が、いいコピーといわれます。
人の心を動かすとは、商品・サービスの直接の購買につながることだけではありません。
- 人の心を動かす(感情)
- 人の頭を動かす(脳の記憶)
- 人の体を動かす(行動)
人の感情のどの部分に語りかける言葉なのかを、緻密に計算して考える必要があります。単なる言葉遊びや言葉選びではない、奥の深い技術が必要になります。
では、人の心や感情を動かす言葉には、どんな本質が隠れているでしょうか。
- 新しい価値の発見・気づき
- 共感
- 納得
- 実感
- 課題解決
これらの感情の動きを意識し「言葉を受け取った人がどう感じるか」を考え抜いてコピーライティングを組み立てていくのです。
コピーライティングが応用できる場面とは
なにも、商品・サービスの認知やセールスだけが、コピーライティングの活躍できる場面ではありません、実はさまざま場面で応用できます。
- 企画書・提案書のタイトルや本文
- 企業のPR / 広報
- 企業名の考案
- 商品ネーミング
- 企業ブランディング
- スローガン
- クラウドソーシングの実績紹介
- SNSのプロフィール・自己紹介
- 履歴書・職務経歴書などの自己PR文
- ブログ
- YouTube台本 / サムネイルのキャッチコピー
- マッチングアプリの自己紹介
ここで挙げているのは、ほんの一部かもしれません。言ってみれば、言語化が必要なすべての場面で、コピーライティングはどこでも効果を発揮するのです。
キャッチコピーからコピーライティングを学んでみよう
コピーライティングは、短い言葉のキャッチコピーと詳細を伝える本文のボディコピーで構成されます。
ボディコピーは基本的に長い文章を書く必要があるので、文章力が必要になります。知識や書き方を知っていても、すぐに書けるようにはなりません。
そこで、キャッチコピーからコピーライティングを勉強することをオススメします。
キャッチコピーとは
キャッチコピーはその名の通り「キャッチ(掴む)」人の心を掴み・興味をひく言葉です。
キャッチコピーで知っておきたい用語
ここで、少しだけ用語を整理します。
キャッチコピー(キャッチフレーズ)
広告対象の商品やサービスに惹きつけられるように、インパクトを持たせた短い文章。
リードコピー
記事の冒頭に書かれる導入文。 イントロなどとも言われます。 キャッチコピーのさらにその先の文章を読んでもらうための「橋渡し」のような役目の文章。
ボディコピー
広告の本文にあたる部分にあたる文章。キャッチコピー、リードコピー、ボディコピーのように順に構成されます。
タグライン
世の中に対して、その企業やブランドがもつ感情面と機能面のベネフィットをわかりやすく伝えるための言葉。誰にでもわかる言葉で簡潔に書かれています。
キャッチコピーの基本は「誰も見られていない」と思って考える
「広告は誰も見ていない」
悲しいことに、これが現実です。広告は邪魔なんです。
あなたは見ていますか?
テレビCMや新聞広告・街の看板広告・YouTube広告。世の中の人は、広告をスキップしているのです。僕は、テレビCM中にお手洗いへ行きます、YouTube広告はすぐさまスキップします。
人が見たいのは、広告ではなくコンテンツです。
世の中の人は広告に対してネガティブな感情を持っていることを、まずは理解する必要があります。
キャッチコピーは、漫才の「つかみ」に似ている
人が広告にネガティブな感情をもっているからこそ、関心を持ってもらうアイデアと技術が必要になります。
僕は過去にお笑い芸人をしていました。漫才でたとえるなら「つかみ」だと思っています。つかみとは、ネタのはじめに「自分たちは面白いですよ!」と、観客にわかってもらうための、最初の笑いどころです。
売れていない漫才師は、自分たちのことを知らない観客に対し、1秒でもはやく「このコンビおもしろそう」と思わせたいのです。その後のネタを聴いてもらいたいからです。
つかみ。英語で言えばキャッチですね。つまり、つかみは、キャッチコピーと同じ役割なんです。
キャッチコピーも「人にウケる」と商品・サービスのことを、もっと知りたいと興味を持ってもらえます。逆に「スベる」と、興味を失い離れていってしまうのです。
キャッチコピーはの考え方と作り方のコツ
何を言うか(What to say)
どう言うか(How to say)
このふたつの考え方は、キャッチコピーを考える上で重要な視点です。次の記事で詳しくまとめています。
https://hisashi-media.com/catch-copy/日本を代表するコピーライターとは
日本で一番有名なコピーライターといえば「糸井重里」さんではないでしょうか。
僕は2020年に、宣伝会議さんが主催するコピーライター養成講座に通って、コピーライティングを学びました。コピーライター養成講座の卒業生は、糸井重里をはじめ、電通や博報堂など大手広告代理店のコピーライターが数多くいらっしゃいます。
https://hisashi-media.com/copy-learn/training-course-reputation/公募でキャッチコピーを学ぶ
コピーライティングの技術を身につけるには、とにかくコピーを書くしかありません。
でも、いざコピーライティングを学ぼうと思っても、実際に書く場所がないとどうにもならないですよね。
キャッチコピーはどんな言葉なのか。具体例を紹介しますね。
日本最大のキャッチコピーの公募「宣伝会議賞」とは
宣伝会議賞は、毎年秋ごろに開催されるキャッチコピーの公募です。歴史は古く1963年創設され、コピーライターの登竜門としてプロ・アマ問わず参加しています。
2019年は50万点近くの作品が集まり、名実ともに日本最大規模の公募型広告賞といえるでしょう。
大企業のキャッチコピーを考えるチャンス
宣伝会議賞は、名だたる大企業の課題を掲載しています。2020年に課題を掲載した企業の一部ですが、
- 関西電力
- 中部電力
- JT
- サントリー
- キッコーマン
- パナソニック
- 明治
- 日本通運
- セメダイン
などなど、
グランプリに選ばれれば、賞金は100万円。宣伝会議賞の審査員には、日本を代表する大御所コピーライターばかりなので、大きな実績になります。広告業界で注目される存在になる可能性もあるでしょう。
「宣伝会議賞」攻略のコツとは
初めて挑戦した「宣伝会議賞」で、三次審査まで通過しました。挑戦した時の思考のプロセスを記事にしています。
https://hisashi-media.com/copy-apply/sendenkaigi-award-2020/コピーライティングの学び方とは
他にもコピーライティングを学ぶ場所やツールをまとめています。
https://hisashi-media.com/copy-learn/training/このサイトは、公募にチャレンジする人を応援しています。僕が公募に参加した経験を記事にしています。
ここに実績をまとめています。何か参考になればうれしいです。
コピーライティングは人生を豊かにしてくれます
コピーライティングは、広告のためにだけ使われる文章力ではありません。
冒頭にお伝えしましたが、コピーライティングの本質は「課題解決」にあります。
企業や仕事の課題解決に使われるイメージですが、主語を「あなた」に置き換えてみてください。
あなたを魅力的に見せるには「どんなこと」を「どう伝える」ことが最善ですか。
あなたの考えた言葉で、人の心を動かし豊かにすることができるんです。大きなやりがいと楽しさを感じるでしょう。
言葉に意識が向くと、人はいい言葉を使いたくなります。いい言葉を使えば、あなたの人生は豊かになるでしょう。お金や仕事だけが豊かさではないと、僕は思っています。
このサイトが、なにか参考になればうれしいです。
コピーライティングをたのしみましょう!
https://hisashi-media.com/catch-copy/