ワクワクしてくるアファメーション最強例文を紹介・夢に近づく宣言の考え方・書き方とは?
「わたしは、豪邸に住んでいて夜はゆっくりワインを飲みながら映画を見て過ごしている」
これは妄想です。
見晴らしのいい高台の豪邸で、優雅な時間を過ごしているイメージですかね。
ぼくはこれがアファメーションだと思っています。
頭の中で想像して、ひとりでニヤニヤしています。
もうちょっと大きく妄想してみます。
「わたしは、ハリウッドスターになってレッドカーペットの真ん中を拍手喝采の中優雅に歩いている」
こんにちは、のざき寿(ひさし)といいます。元お笑い芸人です。妄想して、ひとりでニヤニヤしていることが結構ある人間です。
アファメーションってなんだろうと思った時、簡単に言えば「妄想」だなと思ったんです。
未来の自分を勝手に妄想して、その妄想を言葉にして宣言し妄想し続けることがアファメーションだと考えています。
ぼくは20代のころお笑い芸人をしていました。
「売れてプロの芸人として活躍している」と勢いよく始めた芸人でしたが、残念ながら上手くいきませんでした。
結局、30歳の時に芸人は辞めることにしました。
売れた奴らも見てきました。
売れた芸人は、
「俺は絶対に売れる」と言い続けた奴。つまり自分を信じてずっとアファメーションし続けた奴が売れていったのです。
アファメーションには夢を叶える強力な力があります。
この記事では、アファメーション最強例文の書き方・習慣化のコツを解説していきます。
ぼくも今、アファメーション真っ最中なので、実践していて思うことや気づきについても語っていこうと思います。
アファメーション最強例文とは?
「なりたい自分を想像して言葉にして宣言すること」
アファメーションは人によって色々な解釈があるかと思いますが、ぼくはこのように捉えています。
「有名になる!」
これもアファメーションといえばそうなんです。
ただ、これだとちょっと具体性に欠けるんですね。
具体性について少しお話ししていきます。
最強例文とは具体性を突き詰めること
「有名になる!」では、ちょっと抽象的すぎます。
アファメーション最強例文では、抽象的な部分を具体的にしていきます。
以下の問いをぶつけて「有名になる!」にもう少し具体性を加えてみます。
- 誰が?
- どのくらい?
- どこで?
- なんの?
- どのように?
つまり、
- 「わたしは(誰が?)」
- 「日本(どこで)で知らない人がいないくらい(どのくらい?)」
- 「エッセイ作家として(なんの?)」
- 「有名になる(どのように?)」
すると、
さっきよりも具体的なアファメーションになりました。
あなたは年の初めに立てた目標を覚えていますか?
年のはじめ「その年の目標」や「今年の抱負」を考えますよね。書き初めしたりします。
これもある意味アファメーションです。
何を宣言したか覚えていますか?
卒業文集「将来の夢」に何を書いたか覚えていますか?
鮮明に覚えていて今のその夢に向かって前進している人は、夢の実現はもうすぐそこまできているか、達成しているかもれませんね。
ちなみにぼくは忘れていました。卒業文集を漁って調べてみたら「漫画家になる」と書いてありました。
漫画家の夢は実現してないですね。そのとき漫画が好きだったから文集に書いただけのようでした。
子供の頃の夢を実現する人とは?
これは有名な話ですが、
サッカー元日本代表の本田圭佑さんは、小学校の卒業文集に「セリエA(イタリアのプロサッカーリーグ)で活躍している」と書いています。
実際に、セリエA・ACミランでエースナンバーである背番号10番をつけてプレーしていました。
本田さんは、小さい頃からずっとアファメーションを続けていたのではないでしょうか。
夢に引き寄せられるのではなく自分が引きよっていく
アファメーションというと「引き寄せの法則」と思う人がいると思います。
確かにアファメーションは、引き寄せの法則に乗っ取った考え方です。
ただ、ぼくの解釈としては、
「夢を引き寄せる法則」なのではなく「自分の方から夢に引きよっていく法則」だと解釈しています。
要するに夢や目標はあくまでそこにあるもの。目標に向かって行動することで、自分が夢に近づいていくものだと考えています。
引き寄せの法則が気になる方は、以下の本がおすすめですよ。
アファメーションさえしていれば夢が叶う、わけではない
夢を叶えるには、行動が必要不可欠です。
行動しなければ、自分を取り巻く環境や状況は変わっていきません。
そして行動するにはモチベーションが大事になってきます。そのモチベーション維持の方法として、アファメーションがあるとぼくは考えています。
アファメーションさえしていれば、夢や目標が叶うわけではありません。ここは注意しておいたほうがいでしょう。
最終的には行動することが大切です。行動し続けるために具体的な宣言にする。
それがアファメーション最強例文ということになります。
アファメーション最強例文の具体例
それでは、アファメーション最強例文の具体例をみていこうと思います。
実際の例文を見た後に、書き方を含めてポイントを解説していきますね。
仕事・趣味・勉強のアファメーションです。
仕事に関するアファメーションの例文
- わたしは、今月の売り上げ〇〇円を達成して会社でトップになった
- わたしは、独立し会社員時代の倍以上の〇〇円の給料を稼いでいる
- わたしは、仕事の実績を発信し有名企業からヘッドハンティング受ける
趣味に関するアファメーションの例文
- わたしは、ギターの弾き語りを毎月1回人前で披露している
- わたしは、エッセイを書いて毎月1本連載をかかえる作家になった
- わたしは、ゲーム実況者でYouTubeの登録者数が1万人を越えた
勉強に関するアファメーションの例文
- わたしは、来年の○月に〇〇の資格を取得した
- わたしは、毎日10冊の読書をしている
- わたしは、〇〇株式会社に就職した
最強例文の考え方・書き方
それでは最強例文の書き方について解説していきますね。
なんといっても自分の未来を想像するわけですから。
楽しいですよ。
アファメーションは、ワクワクした気持ちでニヤニヤしながら考えましょう。
「ぼくは」「わたしは」から書き始める
だれが?って、ぼくです。あなたです。
自分が幸せになるためにアファメーションをするわけですから、主語は「わたしは」にします。
わたしは、「〇〇さん」みたいになっている
「わたしは」から始まっているのですが、文章中に「〇〇さん」と他人が入ってしまっています。
これだと自分と他人との比較が生まれて、自分の「足りない部分」に意識が向いてしまいます。それでは欠乏感を生み出してしまうんですね。
逆効果のアファメーションにならないように注意しましょう。
否定形・ネガティブな意味のある言葉は使わない
「失敗しない」ではなく「成功する」と書きましょう。
「反省する」ではなく「学びを得る」と書きましょう。
「失敗」「反省」などは、ネガティブな意味合いを持っている言葉です。
人間の脳は意外に賢くなくて、文脈から肯定・否定を判断できないそうです。言葉・単語の意味をそのまま受け取ってしまいます。
ネガティブな言葉・単語は使わないようにしましょう。
現在進行形・完了形で書く
アファメーションの文末は「〜している」「〜だ」「〜した」など、現在進行形または完了形で書きます。
「〜したい」「〜なりたい」などの文末表現は願望を意味します。アファメーションは願望ではなく、達成した状態を言葉にすることが重要です。
ワクワクするような形容詞を入れよう
「テキパキ」「颯爽な」「スムーズ」など、ポジティブなイメージが湧く形容詞をアファメーションに入れます。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「大好き」など、ポジティブな感情を生み出す言葉を使いましょう。
具体的な数字を入れる
「年収500万円」が現実的な目標だとしたら、すこし背伸びをして「年収600万円」と書きます。
SMARTの法則を使うと、現実的で具体的な目標設定がしやすくなりますよ。
バランスホイールとマインドマップを使ってアファメーションを考えよう
何について・どんなアファメーションを考えらいいかわからない方は、バランスホイールを使うと考えやすくなります。
バランスホイールは、人生の目的や目標を8つのカテゴリーに分類して考える方法です。
アファメーションのアイデアや発想を広げるために、マインドマップを使うのもおすすめですよ!
キャッチコピーみたいにして考える
自分自身にキャッチコピーをつけるとしたら?
あなたはどんな言葉を考えますか?
これは、ぼくがぼく自身のために考えたキャッチコピーです。
なりたい自分をイメージして、自分のキャッチコピーを考えてみてください。これもアファメーションと同じような効果を生むと思います。
アファメーション最強例文のチェックリスト
あなたはどんなアファメーションを書きましたか?
まとめとして、アファメーション最強例文のチェックリストで宣言を確認してみましょう。
最強例文のチェックリスト
- 主語が「私」になっているか
- 現在進行形・完了形の文章になっているか
- ネガティブな言葉はないか
- 具体的な数字は入っているか
- 期間は決まっているか
- 言葉で映像をイメージできるか
- 文章が長くなりすぎてないか
- 達成可能で現実的なアファメーションか
なぜ抽象的なアファメーションはよくないのか?
抽象的なアファメーションがまったく良くないわけではないんです。
抽象的な宣言の良さも解説しておきますね。
- わたしは、いつも自分を磨いている
- わたしは、みんなから愛されている
- わたしは、人気がある
どのアファメーションも具体性に欠けていて「どのような状態を目指すのか」が、ボヤッとしていてイメージしにくいですよね。
ですが抽象的な宣言はアイデアを引き出してくれたり発想を広げてくれたりする利点もあるんです。
具体的な宣言のほうがいい理由
ではなぜアファメーションは具体的な方がいいのか。
それは具体的な言葉のほうが頭の中でイメージをより鮮明できるからです。
具体的なゴールがイメージできると、行動も具体的になってくるからです。理想の自分が描きやすくなります。
アファメーションは人間の思い込みの力を利用した、ある種洗脳近いニュアンスもあるので、具体的であればあるほどいいとされています。
しかし逆に言うと、イメージや行動を限定し絞り込んでしまいます。
結論としては、抽象的な宣言と具体的な宣言は理解して使い分けることがいいと思っています。
本当に心から望んでいることだけをアファメーションする
アファメーションでは、自分の心に嘘をついてはいけません。
自分の心に嘘をつくと、もし願望が実現しなかったとき、
「本当はそんなこと望んではいなかった」「あの人に言われたからやってみた」
など、
言い訳をしたり実現しなかった理由を他人のせいにしたりするようになります。そうなると理想の現実化はどんどん遠のいていきます。
自分の本心と向き合って自分に誠実なアファメーションを考えましょう。
アファメーションを習慣化するためのアイデア
アファメーションは基本的に毎日行うものです。
潜在意識につながりやすい時間帯。起床時・就寝前に行うといいとされています。
アファメーション効果的なやり方・習慣化のコツについては、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
アファメーション最強例文で「ワクワク」を取り戻そう
アファメーションは「子供が無邪気に夢を描くこと」と一緒です。
達成した状態をイメージし、常にワクワクした気持ちでいることが大切です。
ワクワクを阻害する、忙しい職場や居心地の悪い職場環境・人間関係のストレスには近づかないようにしましょう。
そんな状況に晒されていると、人の脳内はネガティブな言葉で埋め尽くされていきます。自分では気づかないうちに機嫌は悪くなり、悪口や陰口、不平・不満が出てきます。
どんな人になりたいですか?
どんな人と仲良くなりたいですか?
類は友を呼びます。いい友も悪い友もそして運も、すべて自分が引き寄せている・引き寄っていっているのです。
上機嫌でいること。それだけです。それだけであなたは子供に戻ったような「ワクワクした時間」を取り戻せるはずです。
あなたの毎日が幸せな日々でありますように。心から願っております。