誰も褒めてくれないなら、
自分のことは自分で褒めよう。
アファメーションは、自己肯定感を上げてくれます。
アファメーションは、自分に対してポジティブな言葉を問いかけ、潜在意識や思い込みを書き換える行為です。
無意識に行っている思考や行動がポジティブになれば、人生はおのずといい方向に行くのではないでしょうか。
- 自分に自信が持てず、周りの目を気にして生活している
- 新しいことにチャレンジしたいけれど、飛び込む勇気がない
- 目標に向かって頑張っているけれど、不安がつきまとう
これらの悩みを抱えている方は、アファメーションを日々の生活に取り入れる価値はあると思います。自分の願いを叶えるために、自信をつけるためにアファメーション行うことをオススメします。
もちろん僕も、自信をつけるためにアファメーションを取り入れています。
自己紹介が遅れました。はじめまして「寿(ひさし)」といいます。
僕は、毎夜、ランニングをしています。ランニングついでに近所の神社に寄り、本堂で手を合わせてアファメーションしています。
私は、洗練された素敵なパートナーに出会いました。
ありがとうございました。
アファメーションは目標とは違い、他人に言う必要はありません。自己完結で構わないので、言葉を選ぶ必要も遠慮する必要もありません。ならば、ネガティブな言葉を使うより、ポジティブな言葉を使う方がいいですよね。
自己に問いかける「おまじない」。そう思えば、堅苦しく考える必要はないんです。
ただし、ひとつだけ注意があります。
それは、アファーメションの作法を正しく理解することです。具体例を交えて紹介していきますね。お役に立てれば嬉しいです。
アファメーションの最強例文を知る前に本質を理解する
アファメーションとは、自分自身に肯定的な言葉を問いかけることで、潜在意識や思い込みを書き換えていく行為です。
私は魅力のある人間だ
私はみんなから愛されている
このような、ポジティブな言葉を毎日、自分自身に語りかけることで、失っていた自信が回復します。すると、思考が変化し言動・習慣・行動に良い変化が現れます。そして、現実が変化するのです。
つまり、行動によって理想としている自分に近づくのです。
アファメーションを続けてさえいれば、現実は良くなると思い込んでいる人は認識が間違っています。大切なのでもう一度いいますが、
現実は、行動によって変化します。
これが、アファメーションの本質です。
最強アファメーションのサイクル

アファメーションのサイクルは次の通りです。
- なりたい自分を描く
- アファメーションの言葉を考える
- アファメーションを続ける
- 自己肯定感が回復する
- 潜在意識・思い込みに変化が現れる
- 習慣・言動・行動が変化する
- 現実に変化が訪れる
これらの段階を経て、現実は変化します。現実化するまでの期間については個人差があるでしょう。
アファメーションで自己肯定感を回復する
アファメーションで自己肯定感は回復します。
自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。ありのままでいいはずの自分を否定するものは何だと思いますか?
それは、他人との比較です。
自己否定は他人との比較によって生まれます。「あの人に比べて、私は、、」と考えることです。そうして、頭の中はネガティブな言葉で支配されていき、自己肯定感を失ってしまいます。
だからこそ、自分自身にはポジティブな言葉で問いかけるべきなんです。他人から受ける否定的な言葉はコントロールできません。ですが、自分自身に問いかける言葉は、意識すればポジティブにできるはずです。
普段、生活の中で、人から褒められることはありますか?
おそらくほとんどの方が、「めったに褒められることはない」と、思うのではないでしょうか。他人から褒められるのを待っていてはいけません。
アファメーションで自分を褒め、自己肯定感を回復していきましょう。
アファメーションで潜在意識を書き換える

潜在意識や思い込みを書き換えることが、アファメーションのポイントです。
潜在意識は無意識ともいわれます。日常生活や仕事の場面などで意識することなく行っている習慣や思い込みのことです。
意識とは簡単に言うと脳の働きで、日常生活で意識が働いているのは脳全体で5%程度といわれ、95%の潜在意識が物事の情報処理や判断をしているのだそうです。

違う言い方をすれば、スマートフォンアプリのバックグラウンド再生と言い換えてもいいでしょう。たとえば、音楽配信アプリは、再生画面を開いていない時でも、ミュージックを流してくれます。他のアプリ起動・操作もできます。意識しなくても音楽を自動的に再生してくれているのです。潜在意識とはまさに、そのような働きをします。
最強アファメーションでポジティブな思考になれば、現状に対する不満や文句ではなく、未来をよくするための思考や言動・習慣・行動につながっていきます。
セルフトークをポジティブにする
心の中で繰り返される自分との対話を「セルフトーク」と言います。この脳内で繰り返されるセルフトークは、1日、2〜3万回ほど行われているそうです。
さらに、人間は、体験したことを頭の中で言葉と共に何度も繰り返す習慣があます。とくにネガティブな思考は記憶に残りやすいといわれています。
無意識は常にネガティブだと、認識しておく必要があるのです。
前頭前野で繰り返される言葉をアファメーションでポジティブに変えていく

人間の脳には、前頭前野といわれる言葉によってイメージを創り出す領域があります。この前頭前野がネガティブな言葉で埋め尽くされてしまうと、思考や言動はネガティブになり、行動は消極的になります。
前頭前野で繰り返される言葉をポジティブな言葉で埋め尽くすことが、アファメーションともいえるでしょう。

アファメーションする前に「なりたい自分」になるプロセスを知る
アファメーションする前に「自分はこうありたい」と願う、理想の姿をイメージしましょう。
アファメーションは心から願うことだけにする
自分のありたい姿・理想は、自分が心底望んでいることだけにしてください。ここに偽りがあると、アファメーションしても宣言が信じられない状態に陥ってしまい、逆効果になってしまいます。
短期的に結果を急ぐあまり、思うよう成果がでないと、「どうせ、私なんか、、僕なんか」と、ネガティブな思考になってしまいます。偽りのある理想は、「ほんとは望んでいなかった、、」などの、言い訳に繋がってしまうのです。
現状とのギャップを知る

自分のありたい姿や理想をイメージできるようになると、理想と現実のギャップが明確になってきます。ゴールが明確になることで、自分がいる位置を確認できるようになります。
そして、ギャップを埋めようとする感情が沸き起こってくるはずです。人はこの現象を、モチベーションと呼んでいます。
アファメーションでコンフォートゾーンの書き換えが起こる
自分のありたい姿や理想が、潜在意識に浸透し始めると、現状の居心地が悪くなってきます。これは、コンフォートゾーン(心地のいい状態)の書き換えが起こっているためです。
さらに人間には、ホメオスタシス(生体恒常性)といわれる機能が備わっています。生体が変化を拒み一定の状態を維持しようとする働きです。
無意識下がポジティブになると、ネガティブな現状を排除しようとホメオスタシスが働き抵抗するようになります。
ブリーフシステムの書き換えが起こる
ブリーフとは、「信念」のことです。個人が無意識に信じている固定的な考え、それが、信念です。違う言い方をすれば「思い込み」ともいいます。
人間は思い込みによって習慣や行動を決定しています。思い込みは外的な影響を受け構築されていることがほとんどです。
- コーヒーを飲むと夜眠れなくなる
- ツラいことを我慢するのも仕事のうちだ
これらの価値観のほとんどが、世間や他者から持ち込まれた考えです。アファメーションは、この当たり前となっている思い込みも書き換えていきます。
まとめると、
- 理想と現実のギャップを知る
- コンフォートゾーンが書き換わる
- ホメオスタシスが働きだす
- ブリーフシステムが再構築される
こうして、理想の自分に思考は近づいて行きます。

最強アファメーションの具体的な書き方
さて、アファメーションの具体的な書き方を紹介していきます。アファメーションは自分自身につけるキャッチコピーと言ってもいいかも知れません。
一人称で書く
「私は」「僕は」など、一人称で書きましょう。ただし、ひとつ注意があります。具体例をみていきます。
私は、〇〇さん、みたいになる。
「私は」と、一人称で始まっていますが、自分が、〇〇さんとの比較対象になってしまっています。〇〇さんに関しては、自分でコントロールできない不確定な要素です。
比較は自分に対しての欠乏感を生み出してしまいます。宣言の仕方によっては、逆効果になってしまうことを理解しておきましょう。
否定形は使わない
「〜ない」「〜」「失敗」「後悔」「反省」など、否定形やネガティブな意味を持つ言葉は使わないでください。たとえポジティブな内容の宣言だとしても、これらの言葉は、言葉そのものにネガティブな意味を持っているため、脳が反応してしまいます。
私は、成功するための努力は惜しまない。
私は、反省することで失敗を繰り返さないようにしている。
この宣言は、前向にきな姿勢が伺えるものの、「〜ない」「反省」「失敗」といったネガティブな表現が入っています。
私は、成功するために努力している。
このように、「成功」「努力」など、ポジティブな言葉を使うようにしてください。
現在形の言い回しをする
「〜している」「〜だ」「〜した」など、現在形を使った言い回しにしてください。
「〜したい」「〜なりたい」など願望が入った表現も避けましょう。「〜たい」などの表現は、裏を返せば「今現在の自分には足りていない」「充足感が満たされていない」など、不足の状態を意味しています。
他人との比較を入れない
「〇〇さんには負けない」「〇〇さんのようになる」など、対象が変化することは設定しないでください。また、アファメーションをするたびに、目標としている対象と自分を比較することになり、劣等感を感じることに繋がります。
行動や状況を表す言葉をつかう
「テキパキ」「颯爽と」「スムーズ」など、ポジティブな動詞・形容詞を入れると、イメージが鮮明になり具体的になります。
アファメーションは声を出して宣言をするので、リズムのいい言葉を入れるとモチベーションが上がります。
プラスの感情が湧く言葉をつかう
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「大好き」など、自分の感情がプラスに働く言葉で宣言しましょう。
目標を大きく設定する

「年収500万円」が現実的な目標だとしたら、倍の「年収800万円」にしてみましょう。そうすると、「年収500万円」が小さく見えますよね。アファメーションではこのことを、外側に目標を置くと考えます。
本音より少し高いハードルを儲けることで、方法や手段を考えるきっかけになり、今までにないアイデアがひらめくようになります。
アファメーションの具体的な最強例文
アファメーションの具体例を紹介します。抽象度の高いアファメーション・具体性の高いアファメーションを考えて行きましょう。
抽象度の高いアファメーションの最強例文
私は、いつも自分を磨いている
私は、運がよくチャンスは巡ってくる
私は、人から愛される人間だ
私は、みんなから愛されている
私は、モテる
私は、健康だ
私は、魅力のある人間だ
具体的なアファメーションの最強例文
私は、好きな仕事で〇〇万稼いでいる
私は、常に本を読んで勉強し知恵を生み出している
私は、スマートな体型で肌艶がよく年齢より若く見られる
私は、段取りがよく仕事をテキパキとこなしている
私は、どんな状況も柔軟に対応できる
私は、情報に敏感で博識だ
私は、教養があり知的で品がある
私は、いつも流行に敏感でオシャレでスタイリッシュだ
「ありがとうございました」をつける
アファメーションを終えるときに「ありがとうございました」と、感謝の言葉をつけましょう。「ありがとう」には、ポジティブな意味が込められています。他者への感謝は、謙虚さと誠実さを引き寄せます。
バランスホイールを意識した最強アファメーションの例文

アファメーションは、あらゆる視点からバランス良く宣言することをオススメします。バランスホイールを使って考えるといいでしょう。
- 仕事
- 趣味
- 社会貢献
- 人間関係
- ファイナンス
- 健康
- 学習
- 家族
バランスよく考える理由は、何かひとつの目標を達成しても、他の何かを犠牲しては、幸せにはなれないからです。
仕事で成功しても、家族や人間関係・健康を犠牲にしては、本末転倒になりかねません。
アファメーションの効果的な続け方とは?
アファメーションを継続して行うためのアイデアを紹介していきます。
アファメーションは、継続して続けていく習慣です。ある一定の期間行ったからといって成果の出ることではありません。
ご自身でも、長く継続するための工夫を考えてみてください。
アファメーションは「朝起きたら」と「寝る前」に宣言する
アファメーションは、起床時と就寝前の副交感神経が優位になっているときに行いましょう。
自律神経には、緊張状態にある交感神経とリラックス状態にある副交感神経があります。副交感神経が優位に働いている時が、潜在意識にアクセスしやすいと言われています。その時間帯が、起床時と就寝前なんです。
目をつむり、ポジティブな言葉を自分に語りかけ、望む未来を頭の中で描いてください。
手書きで書きだし、目に入るところに貼り、声に出して読む
アファメーションは、手書きで宣言を書き、いつでも目に入る所壁など貼っておきましょう。メモをお財布の中に入れておくのもオススメです。
脳内、前頭前野のセルフトークは、書き出すことで視覚から認識できるようになります。さらに、声に出して読むことで、聴覚からも宣言を聞くことができます。
- 脳内で宣言を聞く
- 視覚から宣言を観る
- 聴覚から宣言を聞く
五感を活用したアファメーションで、潜在意識の書き換えをスピーディーに行いましょう。

アファメーションは定期的に修正する
宣言しているアファメーションに違和感を感じたら、すぐに修正しましょう。違和感が起こる理由は次のことが考えられます。
- 本当に自分が望んだことではなかった
- 宣言の内容・書き方に問題があった
- コンフォートゾーンが書き換わり次の目標が必要になった
心地の良い状態を維持できるように、違和感を感じたら調整するようにしてください。
信頼できる人にしか言わない
いろんな人に目標を聞いてもらうことは、いいことですが、中には「ドリームキラー」といわれる、夢や目標を否定する人がいます。
アファメーションで高めたセルフイメージが下がってしまうので、信頼の置ける、応援してくれる人にだけ聞いてもらいましょう。
ネガティブな言葉には近づかない
- イライラしてる人
- 批判・批評・不平・不満・愚痴・悪口を言う人
- ネガティブな言葉・汚い言葉遣いをする人
僕は、これらの言葉をつかう人には近づかないようにしています。耳から入るネガティブな言葉は、なるべく排除するようにしています。
アファーメーションでいつも上機嫌でいられる
自分のことは、
自分で褒めて、
自分の可能性は自分で決める。
アファメーションは、自分自身への「おまじない」です。
人は、忙しい職場や居心地の悪い環境でストレスに晒されていると、脳内の言葉はネガティブで埋め尽くされていきます。そうなると、機嫌は悪くなり、口から出る言葉もネガティブになっていきます。
そんな人に近づきたいと思いますか?
そんな人と友達になりたいと思いますか?
アファメーションで自分を褒め、上機嫌でいることは、いい人を引き寄せ、いい運命を引き寄せます。僕は、そう信じています。
自分を褒め、可能性を信じて、自己肯定感を回復させましょう。
自己肯定感が上がれば思考が変わります。
思考が変われば習慣が変わります。
習慣が変われば行動が変わり、人生が変わります。
あなたの人生が、さらに輝くことを願っております。