コラム
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心理学的ホメオスタシスを利用してワクワクしながら理想の自分を実現しよう

hisashi
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のざき寿
のざき寿

現状に意識を向けるのではなく、

未来や理想に意識を向けることで、自分の中の思い込みが変化させていきました。

ぼくは実感しました。

思い込みをポジティブするとホメオスタシスが作用して、理想の自分がどんどん近づいてきます。

ホメオスタシスは人間に備わっている機能のひとつで「ある一定の状態を保つ」働きをします。

たとえば人間の体温だったり心拍数だったり、それらが一定に保たれているのはホメオスタシスのおかげなのです。

のざき寿
のざき寿

こんにちは、のざき寿(ひさし)といいます。元お笑い芸人です。ホメオスタシスを上手く利用してダイエットに成功しました。

理想の自分を手に入れるには、

まず理想の自分をイメージすることが大事です

たとえばダイエットをしようとしていて、

理想の体型をイメージしますよね。理想があるからこそ、どうしたら理想に近づくかを考えるわけです。

現状の太った状態をイメージしていても、気持ちが落ち込んでいくだけで現状は何も変わりません。これだとホメオスタシスも働きません。

ぼくは長年に渡ってダイエットにチャレンジしていました。走ったり食事制限をしたりしていましたが、どれも長続きせずあまり効果がありませんでした。

いろいろと調べるうちに出会ったのが「ホメオスタシス」の存在です。

人間の意識や思い込みの力を利用してホメオスタシスを上手に利用することが、理想の自分を引き寄せる近道になりました。

この記事では、ホメオスタシスや潜在意識について解説し、理想の自分を手にいれるアイデアについて紹介していきます。

のざき寿(ひさし)
のざき寿(ひさし)
Webライター
Profile
2020年に宣伝会議コピーライター養成講座卒業。キャッチコピー公募で受賞経験あり。現在は介護職員。副業でWebライティング・noteでエッセイを書いています。元Webエンジニア。吉本興業の元芸人.。
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心理学的なホメオスタシス(恒常性)とは何か

「ホメオスタシス」という言葉は実は医療用語です。別名「恒常性」といわれます。

ホメオスタシスは、生体の状態を一定に保ってくれる人間の性質で、体温や血液量・血液成分・心拍数などが一定に保ってくれています。

ホメオスタシスの具体的な作用

人間の体温は、真夏日であろうが冬の寒い日であろうが常に36度前後に保たれていますよね。

これはホメオスタシスが平熱を記憶していて、常に一定に保ってくれているから維持できています。

道で転んで擦り傷をしたとします。傷口はいずれ塞がり瘡蓋(かさぶた)になって皮膚は元の状態に戻りますよね。これもホメオスタシスの働きです。

体温も傷口も、元の状態に戻そうとして自然治癒力が働くから一定に保たれ修復したりします。

これらはホメオスタシスの働きによるものです。

心理学的ホメオスタシスを利用して自己実現をしよう

このホメオスタシス、心理的なことに応用します。

脳内に理想の現実や目標を達成した自分が浸透すると、心理的なホメオスタシスが発動します。

ホメオスタシスに理想の状態が正常な状態だと認識させます。するとホメオスタシスは現在の状態が異常な状態だと勘違いし、元の状態(理想の状態)に戻そうと反応するということです。

まさに傷口が瘡蓋(かさぶた)になって治るようなことと一緒です。

ぼくは心理学的なホメオスタシスを意識して、結果的に10キロのダイエットに成功しました。

ここからはぼくが行った手順を紹介していきます。

まず現状の自分を正確に把握する

ぼくはダイエットをするために、ホメオスタシスを発動させようと考えました。

まず最初に行ったのは、自分の現状を正確に把握することです。

現状の体型
  • 40歳
  • 身長170センチ
  • 体重70キロ

中肉中背ですね。

週に5回は30分ほどのジョギングまたは筋トレをしているのですが、全く体重が落ちる気配がなくて、だんだんと運動が嫌になってきました。

運動で痩せるのは限界があるのかなぁ」と、モチベーションは下がるばかりでした。

どうなりたいかを具体的に理想をイメージする

とはいえ、今まで続けてきたので諦めたくなかったんです。

もう一度、目標を設定し直すことにしました。

体重60キロを目指す」マイナス10キロが目標です。

数字を明確に決めました。これは「SMARTの法則」に従って、数値目標を明確にしたのです。

そして、ダイエットを達成した姿が頭の中でイメージできるようにアファメーションをしました。

アファメーションとは「理想の現実を実現させるために行うポジティブな宣言」のことです。

「ぼくは10キロ痩せて、シンプルな洋服でもカッコよく着こなせるスタイルになっている」

たしか、こんなようなアファメーションをしていたと思います。キャッチコピーみたいにして考えていました。

頭の中で「理想の自分」を想い浮かべていく

今までの運動は続けながら、毎日、アファメーションを続けていきます。

そうすると、頭の中で「理想の自分像が映像として見えてくる」ようになるんです。

これは何をしているのかっていうと、

理想の自分の姿が本来の姿だと、脳に新しい価値観や常識を思い込ませるために行っています。潜在意識に新しい常識を刷り込ませていくことをしています。

想像や妄想が膨らんできて、楽しくなってきます。

すると、

心理学的なホメオスタシスが発動する

ダイエットした後の姿が本来の自分だと脳が勘違いすることにより、ホメオスタシスが発動します。

つまり「現状の痩せていない自分は本来の姿ではない」と認識させることで、ホメオスタシスが自動的に理想の自分へと近づけてくれるわけです。

心理的なホメオスタシスの働きによって「ゴール地点までの距離を縮めたい」という感情が自然に沸き起こってきます。この感情は一般的にモチベーションといわれています。

「理想の自分」と「現在の自分」との差を埋めるべく、ホメオスタシスが具体的な行動を探すように思考に働きかけてくれるんです。

ホメオスタシスよって行動が変わってくる

この時点から自分の思い込みが変化してきます。

「ぼくは痩せている状態が本来の姿なんだ」と思い込むようになってきます。

夜の仕事、ホストを思い浮かべてみてください。ナルシストで勘違いしていますよね。あの状態に近いかもしれません。

この人間の思い込みの力は科学的にも証明されていて「プラシーボ効果」と言われています。

効用のない薬でも、思い込むことによって効果が現れることがある。これがプラシーボ効果です。

この人間の思い込みの力と元の状態に戻ろうとするホメオスタシスを利用して、目標達成の行動を自動化していくのです。

この時点で、なんだかワクワクした気持ちにもなってきます。

ここまでをまとめてみます。

ホメオスタシスが発動するまで
  • 現状の自分を把握する
  • 理想の自分をイメージする
  • 潜在意識に理想の自分をイメージさせる
  • 理想の自分と現在の自分との差を埋めるためにホメオスタシスが働く

このようなことを意識していました。

結局、今まで痩せなかった原因はなんだったのか

運動に関する意識はありました。

でも食事に対する意識がなかったんですね。

ホメオスタシスやプラシーボ効果のおかげで、食習慣に意識を向けるようになりました。

具体的には、

  • 炭水化物を制限する
  • お酒を飲まなくなる
  • 野菜中心の生活をする
  • お菓子・ジュースは飲まない

潜在意識の変化もあって、これらの食習慣を改善することに成功しました。

結果的に10年落ちなかった体重が、3ヶ月で10キロ痩せたのです。

今現在も60キロの体重をキープして、健康的な生活を送っています。

意識の変化がないダイエットはリバウンドする

余談ですが、無理な食事制限や過度な運動で一時的にダイエットしても、必ずリバウンドします。

というのは、意識の変化がないまましているダイエットは、ただの我慢比べでしかないからです。

ずっとストレスを抱えながら我慢してダイエットを続けていると、いつかそのストレスは決壊します。

風船にずっと空気を送り込んでいるような状態です。いつか破裂しますよね。

だから意識を変えることが大事なのです。つまりホメオスタシスを利用しなくては、ダイエットにしろ、仕事にしろ、現実は変わっていかないと思います。

ホメオスタシスもたらすいい影響とは

ホメオスタシスが働いていてくれることで、無意識に考えていることや意識しないでおこなっている行動が前向きになってきたと思います。

自己肯定感が回復してくる

「自分なんかどうせ」

なんて考えてしまっていたことが、

「自分ならなんとかなる」に、

思考が変化してきたことを実感しています。

それは、潜在意識の中で「理想の自分」がイメージできているから、思考もそれに引っ張られるようにポジティブになっているんだと思います。

たとえば、仕事で少し挑戦的なことをしようとしたときも、

「ぼくならきっとうまくいく」と思うようになりました。途中で挫けそうになったとしても、ホメオスタシスが背中を押してくれて、前向きな思考にしてくれます。

これは、ありのままの自分を肯定する感覚「自己肯定感」だと思いました。ホメオスタシスによって、自己肯定感が回復していきました。

ホメオスタシスがコンフォートゾーンを広げてくれる

理想の自分が潜在意識に浸透しホメオスタシスが発動すると、現状の自分に居心地の悪さを感じるようになります。

この居心地の悪さはコンフォートゾーン(心地のいい状態)が現状よりも広がってきていることから湧き上がる感情だと思います。

自分の器が大きくなっていく感覚を感じました。

習慣化とホメオスタシスの関係性

ホメオスタシスは、物事の習慣化にも深く関係しています。

「夜、お風呂に入らないと寝られない」

つまり、夜、お風呂に入ることが当たり前で、お風呂に入った状態が「理想の自分」だということです。

お風呂に入ることも、ダイエットをして理想の体型でい続けることは同じです。「仕事に行かなくちゃ」というのも、言ってみれば習慣化にすぎないと思います。

一度、心理学的にホメオスタシスに記憶してしまえば、どんなことでも習慣化できてしまいます。

ぼくは、毎日文章を書くことやギターの練習をすること・読書をすることを習慣化しました。

よかったら、ホメオスタシスを意識することを取り入れてみてくださいね。

理想の自分を描くことからはじめよう

ぼくは、現状に満足していません。

できればまだまだ理想の自分に近づいていきたいし、達成していきたいと思っています。

現状の自分に目を向けていても、未来が変わっていくイメージは持てませんでした。

なので、理想の自分・未来の自分を頭の中で描くことを意識するようになりました。そうすると自然に具体的な行動のアイデアが浮かんでくるんです。

マラソンで言えば、ゴール地点を決めること。ゴール地点が分かればペース配分もルートも明確になってきます。

そうすると不安が消え、未来を想像してワクワクする日が増えてきました。

これはきっと、ホメオスタシスが働いてくれているんだな、と感じるようになりました。

人間の思い込みの力、潜在的に秘められている能力ってすごいんですね。

ぼくはこれから先もずっと、ワクワクした未来のイメージを持って、生活していこうと思いました。

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