自分で作るホームページに必要な基礎知識
個人で事業をはじめたので、ホームページを作りたい。
ホームページ制作の仕事にチャレンジしたいので、まずは自分のサイトを作ってみたい。
そう思って色々と調べてはみたものの、何から手をつけていいか分からなくて、ずっとモヤモヤしている。
こんにちは、のざき寿(ひさし)といいます。元芸人です。
当サイトに来てくださり、ありがとうございます!ゆっくり見ていってくださいね!
まずはホームページが出来上がるまでの全体像を把握してから、細かい知識や技術を学んでいった方がいいでしょう。
ぼくはホームページ制作会社で5年ほど、Webエンジニアとして勤務していました。ホームページ制作は独学で学び、Webの業界に入りました。
自分でゼロからホームページを作ろうとなると、かなりの時間を要します。それは、すべての制作工程をひとりでやることはほとんどないからです。
ホームページ制作には、情報設計からデザイン・プログラミングと工程がありますが、何人もの作業者が関わってホームページは出来上がります。
ではやはり、プロにお金を払って作ってもらうしかないのか。
いえ、そんなこともありません。
ノーコードツールを使って自分で作るホームページ
最近では、ノーコードツールといわれる、デザインやプログラミングをほとんど必要としない便利なツールがあります。
ノーコードツールを使うことで、自分でホームページは作ることは可能です。
ノーコードツールで作るホームページってどんなの?
例えばこちらのサービスは、ランディングページ・いわゆるLPをプログラミングしなくても作ることのできるサービスです。
すぐにノーコードツールの紹介といきたいところですが、まずは、ホームページとは何かを理解し、その後ノーコードツールを紹介したいと思います。
自分で作るならどんなホームページをつくりますか?
あなたはどんな目的でホームページ作りますか?
個人事業の紹介ですか?
副業で本業とは別の収入源を作りたいからですか?
ひとくちにホームページと言っても、いろいろな形があります。まずは「ホームページとは何か?」について、基本的な知識を身につけておきましょう。
ホームページとは
複数のWebページから構成され、各ページがリンクで繋がった情報コンテンツのことです。
つまり、ページ単体として独立しているのではなく、ページ同士が繋がっていることが重要ということです。
ホームページを閲覧しているユーザーは、もっと深く情報を知りたいと思った時、リンクを辿って他のページにアクセスします。
リンクが設定されてない・導線設計されていないホームページは、ユーザーの利便性を下げ・機会損失をし続けるホームページになってしまいます。
ホームページの目的
ホームページは目的を持って作りましょう。
時間も費用もかかってくるので、目的・目標をきちんと決めてから制作することが大切です。
- 自社の情報を発信する
- 営業ツールとして売上に貢献する
- 社会的信用の獲得
存在しているだけでは価値を生みません。目的を持って作り、目標を持って運用することで成果が上がってきます。
目的に応じたホームページの形式と自分で作る方法
ホームページは様々な形があります。形式によって呼び方も変わってくるので、基礎知識として覚えておきましょう。
企業の顔となるコーポレートサイトをはじめ、ブランディングや情報発信などの目的で作られるオウンドメディア・ポータルサイトなど、7〜9種類の形式に分かれます。
- コーポレートサイト
- ブランドサイト
- オウンドメディア
- プロモーションサイト(キャンペーンサイト)
- ECサイト
- リクルートサイト
- ポータルサイト(キュレーションサイト)
- ランディングページ(1ページ)
では、ホームページの種類を具体的に見ていきましょう。
コーポレートサイト
もっとも一般的なホームページの形式です。
事業案内・サービス紹介・所在地などの企業な基本的な情報を掲載します。
- 目的:事業案内・所在地などの掲載・社会的信用の獲得
- サイト例:https://toyota.jp/
ドラッグアンドドロップでホームページ制作が無料できる「ジンドゥー」がお勧めです。個人事業を始めたばかりの方。作品を載せたいクリエイターの方にとくにお勧めです。
ブランドサイト
商品や製品・サービスだけの情報を掲載している、広告宣伝・PRを目的としたホームページです。
- 目的:特別な商品・製品・サービスを広告宣伝・PRする
- ホームページ例:https://lexus.jp/
オウンドメディア
ユーザーにとって興味惹く有益な情報やエンタメ要素の強いコンテンツを発信するためのホームページです。
- 目的:ファンの拡大
- ホームページ例:https://toyotatimes.jp/
プロモーションサイト(キャンペーンサイト)
新製品のリリースやイベント・キャンペーンの認知・集客のために、期間を限定して公開されるホームページです。ECサイトやブランドサイトへの送客に使用します。ランディングページに近い役割を果たします。
- 目的:キャンペーン・イベントへの集客
ECサイト
直接、商品を購入できるホームページです。ECサイトとは、イーコマース(電子商取引)を行うホームページの総称です。
- 目的:商品の売買
- サイト例:https://toyota.jp/ucar/
ECサイトといえば、BASE(ベース)ではないでしょうか。
プログラミング不要でECサイトを作りたい方におすすめです。無料でECサイトを作ることができます。
リクルートサイト(求人サイト)
求人情報や求人応募のためにつくられるホームページです。通常コーポレートサイトに求人情報としてページを設けます。採用に力を入れている企業は、採用サイトとして独立させてホームページをつくることもあります。
- 目的:求人
- サイト例:https://www.toyota-recruit.com/saiyo/
ポータルサイト(キュレーションサイト)
ポータルサイトは、企業情報や企業にまつわる情報などをひとまとめにし、各ホームページヘの導線をつくるために設計されています。
ポータルとは、門や入口を意味した言葉です。まとめサイトともいい、いわゆるキュレーションサイトに近い役割を果たします。
キュレーションサイトは、世の中のあらゆる情報が雑多にまとまっているホームページといった理解でいいでしょう。
- 目的:各サイトへの入り口・起点
ランディングページ(1ページ)
ユーザーがいちばん最初に訪れる商品ページです。特定の商品やサービスのベネフィット・製品情報や強み・メリットを訴求するためにつくります。
- 目的:集客
- サイト例:https://kinto-jp.com/lp/komikomi/
ペライチは、ランディングを無料で作ることのできるサービスです。
個人事業を始めたばかりの方・副業をアピールしたい方は、まずペライチでお金をかけずにWebページをつくってみることをお勧めします。プログラミング不要のサービスです。
ホームページを自分で作るために必要な知識と技術
ホームページを自分で作るには、デザインをはじめプログラミングなど専門的な知識や技術が必要になります。
コンテンツ制作に必要な知識
ホームページを構成する要素は、文章・画像・デザインです。
まずは商品やサービスを紹介する、魅力的な文章が必要です。
- キャッチコピー
- セールスコピー
- コンテンツライティング
これらのテクニックを使って、文章を構成していく必要があります。
ホームページの文章については、以下の記事に書き方をまとめていますので、参考にしてみてください。
デザインに必要な技術
ホームページのデザインは、以下の要素です。
- 画像
- レイアウト
- カラー
- レイアウト
- 装飾
商品・サービスの魅力を伝える文章から、イメージされる画像や図解を制作しレイアウトしていきます。
ホームページをデザインすることで、ユーザーに商品やサービスの魅力を効果的に伝えていきます。
プログラミングに必要な技術
ホームページはプログラミングによって表示できるようになります。ホームページ制作に必要なプログラミングの技術は次に通りです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
プログラミングする作業をホームページ制作では、コーディングといいます。
そしてホームページの情報を保管しておく、サーバーが必要です。
コンテンツ制作・デザイン・プログラミングと、ホームページを自分で作るには多くの知識や技術の習得が必要です。自分で作ろうとなると大変で、1年かけてもできない場合があります。
そこで、冒頭に紹介したノーコードツールを使用します。
ノーコードツールを使って自分でホームページを作ろう
ノーコードツールとは、プログラミングをしなくてもホームページが作れるサービスやツールの総称です。
管理画面からドラックアンドドロップで作っていくものや、要素を選択して組み上げていくような作りになっています。パソコン操作ができれば直感的に簡単にホームページを作ることができます。
はじめてホームページを作る方は、まずノーコードツールを試してみましょう。
ユーザーはどのようにしてあなたのホームページにアクセスするのか
ホームページを作れば、あなたのホームページが自動的に見られるわけではありません。
ユーザー(ホームページ閲覧者)は、インターネットを通じて、あなたのホームページにアクセスします。アクセスの方法は主に次の通りです。
- Webブラウザ(Internet Explorer,Google Chromeなど)のアドレスバーにURLを打ち込み直接アクセスする
- GoogleやYahoo!などの検索サイトからアクセスする
- SNSから閲覧する
- チラシ・新聞広告
このほかにも、口コミや名刺などからアクセスがあるなど、ローカルなコミュニケーションから生まれるアクセスもあります。
ホームページの目的を再確認しよう
ホームページを作るとき、いちばん時間をかけるところは情報整理と設計です。そしてホームページの目的と目標をしっかり定めることが何より重要になってきます。
ホームページが完成したはいいが「何のためにホームページをもったのか?」目的を見失うことはよくあることです。
それでは、その後の運用で成果が上がることはありません。
ホームページはあくまで、あなたの個人事業や副業を広げる手段として考えておきましょう。
目的を確認しながら、ホームページを作っていきましょう。