卒業生が語る宣伝会議コピーライター養成講座の評判と体験談
「宣伝会議コピーライター養成講座。けっして安い金額じゃないから申し込む前にいろいろ知りたいなぁ」
あなたがそう思っているのなら、少しは役に立てるかもしれません。
ぼくは2020年に、宣伝会議コピーライター養成講座・基礎コースに通っていました。
コピーライター養成講座で学んだことは一生モノの学びでした。そしてなにより、大人になって学ぶことが楽しいって思える貴重な時間でした。
こんにちは、寿(ひさし)といいます。元芸人です。
ぼくは当時、ホームページ製作会社でエンジニアをしていて仕事の幅を広げようとコピーライティングに興味を持ちました。
「コピーライティングって大喜利みたいでオモシロそうだな」そんな軽いノリで、コピーライター養成講座に入金していました。
フタを開けてみると、本気でコピーライターを目指している人・デザイナー・クリエイター・広報・営業職、あらゆる業界の人が受講する本気の講座。
コピーライティングはキャッチコピーを書くだけの技術にとどまりません。あらゆる仕事・業種で役に立ちます。
もしあなたが受講を本気で迷っているなら、この記事を読んでからでも遅くはないでしょう。
宣伝会議コピーライター養成講座とは
コピーライター養成講座は、宣伝会議さんが開催している講座の中でもとくに人気が高い講座です。60年以上(2022年現在)の歴史があります。
「あのCMを作ったひと?」の話が聞けるコピーライター養成講座
講座では電通や博報堂など、大手広告代理店の現役コピーライターが講義してくれます。
講義の中で「えっ!このCM、見たことある!」「あつ!このキャッチコピー、聞いたことある!」が、バンバン飛び出します。おそらくこれだけでも元が取れているのではないかというぐらい豪華です。
そんなプロのクリエイターから、広告の歴史や時代背景をふまえたキャッチコピーの解説や裏話、生の体験談・制作のプロセスや思考方法を聞けるわけです。講義は圧巻の連続です。
一流のクリエイターから考え方を学ぶと、自分もワンランク上になった感覚になります。モノの見方や価値観にいい影響を与えてくれますよ。
講師陣は日本を代表するコピーライターの方たち
当時の講師陣を、一部ご紹介します。
とくに谷山さんの講義はすごかった。3時間ノンストップで講義する情熱と愛に、受講生はみな心を動かされました。
他30名以上の講師陣。講義は半年間にわたり全40回ほどありました。毎回違う講師が講義を担当してくださいました。
卒業生がとんでもないコピーライター養成講座
コピーライターを目指していて、糸井重里さんを知らないわけはないでしょう。
仲畑貴志さん・児島令子さん・中村禎さんなど、日本を代表するレジェンド・コピーライターの方たちが卒業生にいます。
コピーライターの他にも、作詞家の阿久悠さん・小説家の林真理子さんなど、言葉を扱うプロのクリエイターが大勢いらっしゃいます。
由緒ある講座なので、どうぞご安心を。
オンラインでの受講もできる
ぼくが通った2020年は、時代の転換期でした。講座の途中からオンラインでの受講が始まりました。
「3密」「自粛」「巣ごもり」「リモート」など、今までなかった言葉も登場しキャッチコピーにも影響があった年代だと思います。
コピーライター養成講座で学ぶこと
もちろんキャッチコピーの書き方・考え方を学びます。
- 現役コピーライターの考え方・思考プロセスを学べる
- 言葉の発想力・思考力・表現力が磨ける
- プレゼンに必要な企画力・発想力が身に付く
キャッチコピーの技術が、さまざまな仕事に応用が効くわけです。
はっきり言っておきますと、半年コピーライティングを学んだくらいではキャッチコピーが書けるようにはなりません。あくまでコピーライターのスタートラインに立つくらいだと思います。
しかしコピーライティングの考え方を学ぶ前と後では、確実に広告を見る目線が変わってきますし発想力も飛躍的に向上するのは間違いありません。
その基本的なスキルや考え方には、一生モノの価値があると思っています。
言葉を扱う場面ならどこでも使える技術
仕事において文章を書かない日ってないですよね。さらに言えば日本語を使わない日は、日本人ならあり得ませんよね。
- メールの返信
- 報告書・議事録
- プレゼン資料
- 言った・言わないなどの押し問答
- 日記・ブログ
- SNS
基礎的なビジネススキルはもちろん、対面のコミュニケーションもワンランク上げることができます。
コピーライティングは副業にも活かせる
今の時代、会社に隠れて副業は当たり前です。いや、大手企業は副業を解禁していますね。
自分の作ったコンテンツや商品・サービスを売りたい場合。コピーライティング・キャッチコピーは強力な武器になります。
SNSやネットで商品を売る時代です。文章力がないとあなたの商品は魅力的に伝わらないでしょう。インパクトのないキャッチコピーに、お客さんの目は留まるでしょうか。
YouTubeの動画のサムネイル・SNSのハッシュタグなど、キャッチコピーが活躍する場面はとてつもなく多くなってきています。
あなたが何か副業をはじめようとしているなら、コピーライティングも必ず必要になってきます。
ちなみにぼくは、Webライティングやブログの執筆・タイトル作成に、コピーライティングの技術を活かしています。
コピーライター養成講座で学ぶ「イメージコピー」とは
実はコピーライティングには種類があります。
- イメージコピーライティング
- セールスコピーライティング
- Webコピーライティング
宣伝会議コピーライター養成講座では、イメージコピーを学びます。
イメージコピーとは、商品・サービスのイメージを表現したキャッチコピーです。
主に次の広告に使われることが多く、写真やグラフィック表現と組み合わせて広告をつくっていきます。
- TVCM
- 新聞広告・電車つり革広告
- ポスター
- 企業ブランディング(理念・ミッション・ビジョン・スローガン)
キャッチコピーの課題が評判なコピーライター養成講座
宣伝会議のコピーライター養成講座は、ただ講義を聴くだけではありません。
受講生は事前に提示されたキャッチコピーの課題を提出した上で、当日の講義に臨むことになります。
この課題に取り組んでいる時間が、なんとっても楽しいわけです。
僕のときは全40回の講義のうち10回程度、課題がありました。
現役コピーライターからの添削が評判
講義終盤、受講生から提出されたキャッチコピーの講評があります。
優秀なキャッチコピー10本をランキング形式で発表していきます。この発表の時間はコピーライター養成講座の伝統で、受講生はここで評価されるために半年間しのぎを削るわけです。
「金の鉛筆」をもらうために頑張る受講生
優秀なキャッチコピーランキングに選ばれた受講生には、宣伝会議コピーライター養成講座オリジナルの記念品「金の鉛筆」が送られます。
当時、ぼくが通っていたクラスは50名ほど同期がいました。
ひとつの課題に対し10本のキャッチコピーが提出できる場合は、総数500本ほどのキャッチコピーが集まるわけです。
つまり500本のキャッチコピーの上位10本しか「金の鉛筆」を受け取ることができないのです。
正直、半年間通って一本ももらえない人もいます。講義は白熱します。みんな目の色を変えて真剣に取り組みます。金の鉛筆がもらえたときは、なんとも言えない優越感に浸ることができます。本当に嬉しい。
ちなみにぼくが卒業までに獲得できた金の鉛筆は5本でした。
他人が書いたキャッチコピーから学ぶ
講義のはじめには受講生が書いたキャッチコピーすべてがプリントアウトされ、全員に配られます。他人が書いたキャッチコピーを学習材料にして学んでいきます。
- 同じ発想のキャッチコピーになっていないか
- 自分にはその発想・表現は思いついただろうか
- 自分とは違う視点・モノの見方があるだろうか
他人のキャッチコピーと自分のキャッチコピーを比較して発想力を磨いていきます。
講師による解説も入るので、実践を通しながらキャッチコピーの技術・考え方を身に着けていきます。
企画・ラジオCMを考える課題も評判
商品のプロモーション・企画・TVCM企画・ラジオCMを考える課題もあります。
講師方は主戦場がさまざまです。TVCMが得意な方・商品企画が得意な方、中には作詞をされているコピーライターさんもいました。
講師の得意分野に応じた内容なるため、課題はキャッチコピーを書くだけにとどまりません。
とくに、TVCMの絵コンテを書く課題は楽しかったですね。
同期みんなで宣伝会議賞にチャレンジ
ぼくがコピーライター養成講座に通っていた時期は、ちょうど宣伝会議賞の時期と重なっていました。
宣伝会議賞とは日本最大規模のキャッチコピーの公募で。コピーライターの登竜門ともいわれています。
賞金はなんと100万円。プロのコピーライターも本気で参加しています。
同期で集まって、一緒にキャッチコピーを考えているときはまさに青春でした。
講座の講師から多少のアドバイスをもらうこともできます。ただ、審査が優位になることは無いのでご注意を。
仲間ができると評判
ぼくの同期には、さまざまな業界・職種の方がいました。
- コピーライター・広告業界を目指す大学生
- 広告代理店勤務
- 個人事業主
- 広報部・宣伝部
- 営業
- デザイナー
- Web制作会社
- 事務職
女性が6割、年齢は20才〜30才くらいの方達が中心でした。
かくいうぼくも当時はWeb制作会社でエンジニアをしていましたし、Webメディアの運用に興味があって文章力を磨こうと思ったことがきっかけです。
講義が終わったら同期で飲み会
同期とは半年の間、一緒に過ごすことになります。共通の話題があるので自然と仲良くなります。
「好きな広告は?」「課題の進み具合はどう?」「このキャッチコピーの感想を聞かせて」などなど。講義が終わったあとはキャッチコピーの話で盛り上がりました。
夜遅くまで居酒屋で語っていたことはいい思い出です。
職場以外に仲間ができるっていいですよ。自分の世界を広げてくれました。
講師の方や宣伝会議の事務局の方々も、飲み会に参加してくれることがあります。業界の話や勉強方法など講義では聞けない話もたくさんしてくださいました。
同期の関係は卒業後も続く
ぼくの期では、LINEグループを作って作品の感想や意見を聞いたり近況報告をしたりしていました。卒業後も情報交換は続いています。
コピーライター養成講座、卒業後の評判
コピーライター養成講座では、卒業してからも事務局の方から案内やサポートがあります。
就職活動や転職活動の相談
卒業後は基本的に自分で就職活動や転職活動をすることになります。
宣伝会議の事務局さんが転職サポートや進路相談に乗ってくださいます。またメールなどで広告業界の情報や公募の紹介などの案内もあります。
上級コースを受ける人も
ぼくは基礎コースで講座を終えましたが、さらに深くコピーライティングを学ぶために、上級コース・専門コースへ進む人も数名いらっしゃいました。
上級コース・専門コースは少人数のクラスで、講師からマンツーマン指導による細かな添削やアドバイスが受けられるようです。
コピーライター養成講座の無料体験セミナーは必ず受けた方がいい
コピーライター養成講座を受講しようか悩んでいるなら、絶対に「無料体験セミナー」に参加することをお勧めします。
ぼくは無料体験セミナーに参加して、講座の申し込みを決めました。
無料体験では次のことを体験できます。
- キャッチコピーとは何か
- キャッチコピーの考え方
- ミニワーク
本気で広告業界を目指している方・広告業界に憧れている方は、コピライター養成講座にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ぼくは講座に通っていた半年間、とても充実した毎日を過せました。
一生物のスキルを学べると思いますよ。