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宣伝会議賞の取り組み方 – 第59回 – 2021の振り返りと反省

hisashi
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 第59回宣伝会議賞のチャレンジを振り返りたいと思います。

 年に一回の宣伝会議賞。今回からは自分が取り組みたいテーマの課題のみ、チャレンジすることにしました。テーマは「介護」です。

 現在僕は、介護の仕事をしています。近所の介護施設で、デイサービスのパート職員として、日々、後期高齢者・障害のある方・認知症高齢者の方々と関わっています。

 高齢者の方々と関わり、介護職員として仕事をする中で感じたこと・発見したことをキャッチコピーで表現できればと考えました。

https://hisashi-media.com/copy-apply/sendenkaigi-award-2020/

チャレンジした課題 – 宣伝会議賞2021

 今回チャレンジした課題はこちらです。

第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り

 70歳になったあなたが「エデンの園」に入居したくなるアイデア

第59回 宣伝会議賞

課題の詳細

 エデンの園は、有料老人ホームです。

 有料老人ホームは、高齢者に健康を保ちながら豊かな人生・生活を送ってもらうために、食事・介護・家事・健康管理のサポートを提供する住まいです。

 介護施設は、一般的に身体介護や生活サポートのイメージがあります。ですが、有料老人ホームは、高齢者に自立して安心で豊かな人生を送ってもらうために、身の回りのサポートをするといった位置づけになります。
 なので、普通の住まいの延長に介護サポートがあるといったイメージでしょう。毎月の利用料・入居費用などは、運営している法人によってさまざまです。

応募したキャッチコピー

第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー
第59回 - 宣伝会議賞 - 2021の振り返り - キャッチコピー
第59回 – 宣伝会議賞 – 2021の振り返り – キャッチコピー

キャッチコピーの制作意図

 キャッチコピーの思考を整理します。

広告主・課題の印象

 エデンの園は、Webサイトを見る限り、高級ホテルのような有料老人ホームでした。食事はレストランさながらの献立、レクリエーション・アミューズメント施設も充実していて、他の入居者の方ともコミュニケーションが生まれやすく、安心して楽しく暮らせる環境に見えます。
 また、医療サポート・従業員育成にも注力されている印象があり、安心感を感じました。
 
 グループ全体で8箇所の施設があり、横浜・宝塚・油壺など、観光地や別荘地に立地しています。富裕層向けの施設といった位置づけになるでしょう。

課題のターゲット

 エデンの園は、入居者の区分として「自立型」「介護型」に分けられています。入居時の段階で、要支援・要介護認定を受けている方は「介護型」に入居することなるようです。

 この「自立型」「介護型」のどちらをターゲットにするかで、表現するキャッチコピーはまったく違ってきます。

キャッチコピーのゴール

 自立型は「これからの人生をいかに楽しく過ごせるか」を伝えることが大切だと考えました。
 介護型は、さらに介護サポートがある安心感を表現することが大切だと考えました。

 課題の「70歳になったあなた」という視点も無視できません。70歳の人を想定してキャッチコピーを書くのではなく、自分自身が70歳になりきって、キャッチコピーを受け取る側に立って考えなくてならないのです。

ベネフィットは何かを考える

 70歳の人は、なにで心が動くのか。それは、手厚い生活のサポートなのか、終の棲家としての安心できるくらしなのか、はたまた費用なのか。

 介護費用は莫大です。70歳を迎えて、今まで貯めてきた老後資金を何に使うか、重要な選択を迫られるわけです。

 僕は安心感を切り口にキャッチコピーを考えました。

経験と体験を積み重ねることの大切さ

 課題に挑戦しているとき、ちょうど介護施設で働き始めた頃でした。

 デイサービスの職員なので、有料老人ホームのことはあまり知りません。同じ介護業界でも、現場が違えば視点はまったく違います。介護職員・ケアマネージャーなどの職種によっても視点は変わってくるでしょう。

 ただひとつ変わらないことは、高齢者がどんな気持ちで・何を望んでいるかです。

 介護職員として高齢者と接している中で、高齢者は何を楽しんでいて、どんなことに生きる活力を得ているか。どんな言葉を使っているか。見聞きした体験と経験の積み重ねが、いいキャッチコピーに辿り着く道筋だと信じています。

宣伝会議賞にチャレンジしてみて

 宣伝会議賞はグランプリを目指すことも大事です。でも、キャッチコピーを考えることで、介護職が世の中で果たしている役割を再確認できたことは収穫でした。

 そして、介護職員として高齢者の方々とのコミュニケーションが、僕にとって大きな学びの場であり、この仕事は「自分に向いているな」「介護の仕事が好きだな」と思える瞬間に出会えました。

 キャッチコピーが書ける。

 情報発信ができる。

 介護の仕事をしている。

 これらの経験をかけ合わせて、介護職のネガティブなイメージを少しでも明るい方向に向けられたらと。そのためにキャッチコピーを書き続けて行こうと、あらためて思った宣伝会議賞でした。

https://hisashi-media.com/catch-copy/
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ABOUT ME
のざき寿
のざき寿
物書き
元芸人 / Webエンジニア5年 / SEOライティング2年 / コピーライター養成講座卒業
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