使っている言葉に気をつけると人生は豊かになる
人と話す時、自分はどんな言葉を使っているのかな。
そんなことを意識することってありますか?
ぼくは文章を書くようになって、自分の言葉に注目するようになりました。
書き言葉を意識するようになって、自分が発する言葉にも敏感になったし耳にする言葉を選ぶようになりました。
言葉には「力」があります。
人を元気づけたり勇気づけたりする言葉があります。一方で人を陥れたり傷つけたりする言葉もあります。
無意識に言葉を使っていると、そのどちらの言葉も不用意に発していることがあるんです。
「難しいよね」と
「簡単じゃないよね」と
「どうしたらできるだろうか」。
このみっつ言葉。導かれる行動は同じだとしても、言葉の持っている意味や心で感じること、頭でイメージする映像は違いますよね。
ネガティブで否定的な人は「難しい」といいます。
ポジティブで肯定的な人は「どうしたらできる」を考えます。
あなたは普段どんな言葉を使っていますか。自分の言葉に意識を向けて人と会話をしていますか。
もしかしたらネガティブな言葉を多用しているせいで、人が遠ざかっていっているのかもしれません。
自分が使っている言葉に気づくためには
自分の言葉に気づくためには、自分の頭の中から言葉を取り出してみることが一番だと思います。
その頭の中の言葉を取り出す行為が、ぼくは文章を書くことだと思っています。文章は自分の考えを外に吐き出す行為です。その吐き出した言葉を客観的に眺めることで、自分の使っている言葉を知ることができます。
ぼくはブログで文章を書き続けることで、人を勇気づける言葉だけを残していきたいし、人を傷つける言葉を手放していきたいのです。
言葉が豊かだといい人生になるのか
言葉が豊かになっていったら、豊かな人になれるのでしょうか。
それは今のところわかりませんが、
ですがひとつはっきりと言えることは、言葉が汚くなっていったら、いい人間になれるとは到底思えません。
ぼくは言葉が汚い人には近づきたくありません。自分も同じような人間になってしまいそうだからです。ネガティブな言葉には何か強い引力みたいなものが働いているので、できるだけ距離をおきたい。ぼくはそう思って暮らしています。
もし、ネガティブな言葉に出会ったとしても。ぼくは頭の中で言葉をポジティブに変換させてから心まで届けるようにしています。
人間は考えている言葉しか外に出せない
当たり前のことですが、人は頭で考えたあとに言葉を発します。
反射的に無意識で出る言葉もありますが「あっ!」「えっ!」とか、文字レベルのものですよね。
頭にある言葉たちがネガティブな言葉ばかりだった場合。
たとえば、「むずかしい」「嫌い」「イライラする」「汚い」「うっとうしい」など、人が聞いて不快感を感じる言葉が頭の中を支配しているとします。
そうした負の言葉たちは次々に仲間を増やそうとして、さらにネガティブな言葉たちを連れてきてしまいます。前向きな言葉は入る余地はなくなってしまいます。
いずれネガティブな言葉たちは頭の中で収まりがきかなくなり、外に飛び出します。
外とは、口にした言葉ということ。ネガティブな言葉を他人に聞かせているわけです。
言葉が人を遠ざけているかもしれない
ネガティブな言葉ばかりを吐く人に、人は近づこうと思いません。
物好きもいて、一緒になって不平・不満・人の悪口や陰口を好む人はいますが、そこには居てはいけません。
だいたいネガティブな言葉を吐いている人のほとんどが、自覚症状がありません。人に指摘されることもほとんどなく、自分では気が付くことができないのです。
もしかすると、あなたはネガティブな言葉を使っているかもしれない。
ぼくも自分では気づくことは難しいです。
自分の言葉を書き出してみる
ぼくは頭の中に浮かんだ言葉をノートに書き出すようにしています。
書くことで自分の使っている言葉を確かめるようにしています。
もう、片っ端から書いていきます。単語レベルでも文章でもなんでも。
書く習慣が身についてくると、文字を目にする機会も増えていきます。そうして自分を客観視していくことが、自分が使っている言葉を知るきっかけになるのです。
言葉が豊かさを連れてくる
頭の中にあるネガティブな言葉たちを、ひとつずつでもポジティブな言葉に変えていきたい。そうしていけば、ぼくから発せられる言葉は豊かになっていくはずです。
聞いている人も、励ましだったり勇気をもらったりする言葉を聞いていた方が心地いいはずですし、ぼくは前向きな人たちに囲まれて生活を送っていきたい。
人生は言葉で豊かになっていく
言葉って人間にとって重要なツールなのです。
言葉を伝える手段だけではなく人格を作るためのものだと考えた場合、頭の中がどんな言葉でできているかってことは、かなり重要なのです。
人の言葉にも注意を払ってみてください。そして自分の言葉を見直してみてください。
いい言葉を探すために、いい人と出会い・いい本を読み・いい体験をしていきましょう。