たばこ屋さん大喜利2021に回答が掲載された話
東京たばこ商業協同組合連合会が主催する「たばこ屋さん大喜利」に挑戦しました。
「東京・街角・たばこ屋さん」のWebサイトに応募した回答が掲載されたので、大喜利の回答と回答に至るまでの思考を振りたいと思います。
こんにちは、のざき寿(ひさし)といいます。元芸人です。
賞品は「JCBギフトカード」
そしてなんと、1,500件を超える大喜利の応募があったそうです。
他人の思考を覗く好奇心で、どうぞお楽しみください。
たばこ屋さん大喜利のお題
「こんなたばこ屋さんが、あったら嬉しい」ランキング第41位は?
東京・街角・たばこ屋さん
大喜利の答え
ぼくが応募した大喜利の答えはこちらです。
結果、Webサイトに回答を載せていただきました。
物の大きさを伝えるとき、その物の横にタバコをおいて大きさの比較をしていましたよね。昭和の光景ですが、たばこ屋さんのお題と時代背景が合っていると思って考えました。
店主は世の中のいろんな物の大きさを、たばこ換算できるデータベースを持っているわけですね。
「あの本棚、家に入るかな?」
「たばこ10個分の大きさだから大丈夫だよ」
みたいな。引越しのとき大活躍します。
ほかの大喜利の回答
他にもいくつか回答を応募したのでご紹介します。
「シケモクを片付けない」はお気に入りですね。喫煙者なら、たばこを買う金がないときシケモクで凌いだ経験は誰しもあるはず。モラル的にはよくないですが、喫煙者にとっては神みたいな店主ですね。
これは少し伝わりづらかったのかも。絵がないと厳しいですね。たばこ型の立方体住居。デザイナーズ建物・モニュメントみたいなことです。店主というよりたばこ屋自体ですが。
大喜利の考え方
まず頭の中でたばこ屋さんの映像が浮かぶかどうかが重要だと思います。
ぼくは頭の中で面白く広がった映像を切り取って、大喜利のお題と照らし合わせていくようにします。
たばこ屋を頭の中でイメージしてみる
両脇の家は建て替えられた民家。路面に面したたばこ屋。ガラス張りのカウンターにはライターが直立している。電子タバコの扱いはない。見たことのないめずらしい銘柄のたばこもある。
窓口から店内を覗くと居間とつながっている。こじんまりしている店内。おばちゃんがひとり店番をしていて店先には灰皿が置いてある。
灰皿をたよりに、ぽつりぽつりと人が立ち寄っていく。
あったらいいなと思う「たばこ屋」を想像してみる
とりあえず普通に「あったらいいな」を考えてみる。
- カートンの在庫を切らさない
- 一箱から自宅に届けてくれる
- 敷地が広くて喫煙エリアも広い
- キャンペーンガールがいる
- 試供品のたばこをバンバンくれる
逆に100位は「そんなたばこ屋なくていいわ」です。41位はちょうどなくてもいいくらいの感じです。影響を及ぼしそうで、なにも影響しないくらいの内容がちょうどいい。
これもぼくは好きですね。喫煙者の人って、禁煙に失敗した人のエピソードが大好物じゃないですか。いつでも禁煙している人の足を引っ張りたいと思っているのです。喫煙者にとって禁煙は裏切り行為ですから。店主は先頭に立って、禁煙反対の意思を掲げています。
大喜利の目指すところ
座布団一枚!みたいな上手いことを言っても、最終的に笑えないと大喜利の回答としてはいい回答といえません。
公募の大喜利は考える時間があるので、じっくり面白い回答だけ選んでいけばいいですが、プロの芸人はその場で回答していかなくてはいけないで、本当にすごい特殊能力と頭の回転・発想力だと思います。
キャッチコピーもある種、頭の使い方は大喜利と似ています。
なにかの参考になるかは分かりませんが、何かの参考になると嬉しいです。