コラム
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キャッチコピーの考え方は就活の場面で書類選考や面接に使える

hisashi
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就職や転職活動をしていて、

書類選考がなかなか突破できない。
もしくは面接でなにを喋ったらいいかわからない。

あなたがもし、そのようなお悩みを持っていたらですね。

キャッチコピーの考え方を学ぶと、解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。

というのはですね、キャッチコピーが商品やサービスのメリットを訴求するために使われる広告手法だからです。

言って終えば採用する企業から見たら、あなたは商品やサービスです。

応募者が殺到したとき、企業の採用担当はなにを基準に人材を選ぶと思いますか?どんなことを優先して採用基準を決めてるでしょうか。

あなたは採用担担当に向けて、自分のメリットを的確に伝えることができていたでしょうか。

キャッチコピーの考え方を学ぶと、そんなことが見えてきます。

この考え方はなにも就職活動だけにとどまりません。出世や婚活パーティー、自己ブランディング・コーチングなどあらゆる場面で役に立ちます。

今回は就職活動に関してです。では一緒に学んでいきましょう!

採用担当者に刺さるキャッチコピーの考え方

さて、採用担当者はなにを基準に人材を選ぶかということですが。

それはずばり「成果を出してくれる人材かどうか」です。

成果とは売り上げだったり経費削減だったり人材育成などです。

あなたは履歴書の志望動機に、採用担当に対して成果を期待させるメッセージを書きましたか。もしくは面接の場面で、アピールできてたでしょうか。

「人間性」という採用基準のウソ

「ウチは人間性を重視しています」

みたいな採用基準を掲げている企業がありますよね。

あれね、ウソです。ウソというか「おはようございます」という挨拶ぐらい当たり前の話じゃないですか。人間性って。

きちんとコミュニケーションが取れる。相手の話を聞ける。遅刻しない。身だしなみが整っていて清潔である。そんなものは、できて当然の話で。できてなければどこにも採用されないって考えた方がいい。

採用の場面を見てきてわかったこと

ぼくは前職、Web制作会社でエンジニアとして勤務していました。座ってパソコンで仕事して在宅勤務ができる。楽そうでいいなぁみたいな印象持たれているんですかね。給料もそこそこだし人気のある業界でした。

一度求人をかけると、わんさか履歴書が送くられてくるのですが、

採用担当の横でぼくは、何を基準に面接まで通しているのか見ていました。

自慢するかのように実績を見せびらかす人もいれば、実務未経験ですから一生懸命学んでいきますとか、どれだけ綺麗に書類がまとまっていてもたいてい落ちます。

キャッチコピーは相手に届けるもの

要するに「自分がどうしたいか」とか「自分はこうゆう人間です」みたいなことって、企業側は求めてないんですよ。

「はいはい。そうなのね」くらいでしかありません。

じゃなくて「御社にとってこのような成果をもたらします。なぜなら私はこういう経験と実績があるからです」という文脈にのせて話をしていかなくてはいけないのです。

キャッチコピーの考え方がまさにそれで、キャッチコピーは生活者のメリットやベネフィットを届ける広告手法です。

「この商品!こういう性能があります!」よりも、

「この商品を使ったら、こんな豊かな未来になりました!」の方が、イメージがしやすくて心に残りますよね。

実績も経験もあるのに書類選考や面接で落ちてしまう方は、もしかするとキャッチコピーの考え方がたりなかったのかもしれませんよ。

就活・転職で使えるキャッチコピーの考え方

さぁここからは具体的にキャッチコピーを考えていきたいのですが。

ぼくの経験を例に解説していこうと思います。

ぼくは今、介護職員として働いています。前職はWebエンジニアでしたので、まったく違う業界に未経験で飛び込んでいきました。

未経験の業界に転職する時、キャッチコピーの考え方は効果を抜群に発揮します。

企業にとってのメリットをキャッチコピーで打ち出しておく

職務経歴書の冒頭に「志望動機」を書くようにします。

この志望動機が勝敗を分けると言っても過言ではありません。ここで採用担当者にキャッチコピーをぶつけていきます。

パソコンのことなら何でも解決できます。
業務の効率化や情報共有でお役に立てます。

ぼくは前職、Webエンジニアとして勤務しておりました。中小企業のホームページを年間50サイトほど制作しておりました。パソコンを使った業務が得意ですので、御社のお役に立てると思います。

ぼくが介護業界に転職しようと思ったきっかけは、(続く)

これはぼくが実際に職務経歴書に書いた内容です。

まず、相手にとってプラスになることを書きました。志望動機とは、自分のプロセスやストーリーを語ることではありません。

相手にとっての豊かな未来を描くことが大切なのです。これをキャッチコピーではベネフィットと言います。

相手が求めることをリサーチしておくとキャッチコピーが浮かんでくる

介護業界はIT化が遅れています。

人材の高年齢化が進んでいるので、パソコンを触れる人間が少ないのです。

そこで、ぼくのIT経歴がブッ刺さります。ぼくの経験は、相手にとってみたら喉から手がでるほどほしい経験なのです。

案の定、面接ではこの話題で終始しました。面接官の方はぼくの経歴に興味を持ち、どんどん質問してくれました。
そうなると自然に「なんで介護職を選んだの?」っていう感じで、人物像やパーソナリティの話になるのです。そうなったら、自分の人間性を知ってもらうために人生のプロセスやストーリーを語ればいいのです。

面接、結局2時間喋ってきましたし。その場で採用をもらいました。

キャッチコピーの出発点とは

「相手がほしがっているもの」と「自分が持っているもの」その共通点が見つかれば、キャッチコピーは自然に浮かんできます。

この相手の立場に立って考えるという姿勢が、コピーライターに大切な資質になってくるのです。

より具体的にキャッチコピーの考え方について知りたいかたは「キャッチコピーの考え方」の記事をごらんください。

キャッチコピーは婚活にも使える

結婚していないぼくがいうのもなんですが、

キャッチコピーの考え方は婚活にも使えます。

まず自分の持っているものを洗い出します

仕事・収入・趣味・家族構成、自分をとりまく状況を洗い出していきます。

そのあと、相手が魅力に感じてくれるだろうことをピックアップしていきます。

収入なのか、趣味なのか、これは相手によって使い分けた方がいいかもしれません。もし、相手が魅力を感じることがないって思ったら、それは自分磨きが足りないのかもしれません。

自分という商品の価値を再定義する必要があります。

キャッチコピーは正直に語ることではない

キャッチコピーを考えていると、メリットよりもデメリットばかりが浮かんでくるときがあります。

どんなものでも、いいとこばかりではありません。また他の競合に劣っているところも見えてきます。

このウィークポイントを見つけるという考え方もキャチコピーにはとても大切で。弱点があるということは、強みもあるということです。長所があれば短所もあるということですね。

つまり、差別化できるポイントを探して、いい部分を語ればいいのです。

デメリットはあえて語る必要はありません。そこは少しずつ丁寧に説明していけばいいのです。もしくは、メリットで消してしまってください。

とはいえ借金があるとか、そういう人の信用を裏切るようなことは隠してはダメですよ。それは就活や転職の場面でもNGです。たとえば、重大な持病があるとか犯罪歴があるとかは、隠してはだめです。トラブルになります。

キャッチコピーは人生を豊かにしてくれるもの

さて、キャッチコピーは言葉を考える技術であり、ものごとをいろんな角度から見つめる考え方でもあります。

あなたという人間の、良さを語る時、

真正面から見た方がいいのか、横からなのか後ろからなのか真上からなのか。

ものごとは、見る方向や見る角度、見る位置などによって見え方が変わってきます。キャッチコピーではこのことを「切り口」などと言ったります。

意外性のある切り口を見つけて「どう伝えるか」。このどう伝えるかがコピーライターの腕の見せ所だったりします。

要するに、スポットライトの当て方によって、

人は輝きもするし、真っ暗にもなるわけです。

ぜひ、キャッチコピーの考え方を学んで、自分のスポットライトの位置を調整してみてください。

キャッチコピーによってあなたの人生はきっと、素敵なステージになるはずです。

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