noteの市場を広げるターゲッティングの考え方
ターゲットを決めて商品を作るのか、それとも、
商品があってターゲットを考えるのかでは、
狙う市場が変わってくると思うんですね。
「ターゲットは何か?」というお話をしたいと思います。
商品開発(note有料記事)において、次のような考え方があります。
冒頭のはなしで、
前者は、ターゲットの悩みや課題をリサーチした上で商品づくりをする「マーケットイン」です。
後者は、自分たちがつくりたいものを作った上でターゲットを考える「プロダクトアウト」です。
- マーケットインは顧客の課題ありきの考え方
- プロダクトアウトは商品ありき考え方
商品開発をする上では、前者の「マーケットイン」が基本と言われています。
というのは、
お客さんの課題を解決する手段として商品を開発した方が見込みがあるからです。
たとえば、「喉の渇き」をお客さんの課題とした場合。
その課題を解決する商品とはなんなのか?
- ミネラルウォーター
- アイスキャンディー
- シャワー
- 梅干し(唾液が出る)
- 怖い話(ヒヤッとする)
これらのアイデアがあります。
課題が明確だと、解決するモノ・コトは考えやすくなるんですね。
これがマーケットインの考え方です。
マーケットインでターゲットを考えよう
一方で、プロダクトアウトの場合はどうかというと、
まず、「梅干し」という商品があるとします。
「梅干し」を必要としているターゲットは誰でしょう。
ごはんのお供ですから…スーパーやコンビニに並んでいますよね。
ということは、主婦の方が主なターゲットになりそう。若い人よりも、中高年の方の方が勝ってくれそうですね。
あとは、居酒屋とか飲食店の方も、お店のメニューとかに必要かもしれません。
ですが、マーケットインでは「喉の渇き」を解決する手段として梅干しがありましたね。
潜在層のターゲットを掘り起こすマーケットインのアプローチ
つまり、プロダクトアウトでは顕在層のターゲットが見えて、
マーケットインでは潜在層のターゲットを掘り起こすことができるんです。
- プロダクトアウト(顕在層のターゲット)
- マーケットイン(潜在層のターゲット)
喉の渇きを解決したい人は、主婦ではありません。
唾液の出にくい高齢者だったり、部活動で汗を流している学生などもターゲットとして広がっていきます。
塩分も含まれているので、脱水症状の改善・熱中症対策にもいいかもしれません。保存が効くので、災害時も役に立ちそうです。
そう考えると、介護施設や自治体にもお客さん(潜在顧客)は眠っているかもしれない。
マーケットインは、そうして市場を広げていってくれるんですね。
noteのターゲットを再定義してみる
ぼくは「介護」をテーマにnoteを書いているんですね。
介護って、介護が必要な人、介護をしている人(在宅介護者・介護関係者)の課題解決です。
介護の知識、いい介護施設の選び方など、介護に関する具体的な情報発信が役に立ちそうですね。
これは、プロダクトアウトの考え方です。
マーケットインでnoteのターゲットを考えてみる
では、マーケットインで考えるとどうか。
介護してる側の人に焦点を当てて考えてみます。
介護している方は、こうした悩みを抱えています。
- 先の見えない介護で不安
- 一人で介護しているから相談できる相手がいない
- 話を聞いてほしい
- 親の介護優先で自分の仕事ができない
- 夜中に親が起きてくるので夜ねられない
介護の手段よりも、心の悩みのほうが圧倒的に多いんですね。
これは実際に、ぼくが介護職員として、介護するご家族さんの話を聞いてリサーチしたことです。
ターゲットの悩みから商品(note)を考える
となると、「介護者の心を軽くするモノ・コト」はなんだろう?っていう発想になります。
もちろん、介護にまつわる情報発信も大事ですが、それ以外にも、
- 介護のちょっと笑えるエピソード
- ぐっすり眠れる枕
- 介護しながら在宅でもできる仕事
- 介護者が集まるコミュニティー
こんな商品やサービスがあってもいいですよね。
マーケットインでさらに市場を広げる
介護の情報を知りたい人は、介護している人だけとは限らないです。
将来、介護が必要になる人も対象になります。
40代から介護保険料の徴収が始まるのですが…40代の働き盛りのサラリーマンの方に、
「40代からのキャリア形成に必要なこと」として、介護の知識を薦めるのもいいかもしれませんし、
たとえば、自分のやりたいことが見つからない人に、介護現場で見る、高齢者の晩年の過ごし方を伝えれば、人生の役に立つかもしれません。
こうして「この商品は誰の課題を解決するモノ・コトだろう?」と考えると、ターゲットはどんどん広がっていきます。
他のクリエイターと競争しないためにも、重要な考え方だと思っています。
