どうも、寿(ひさし)と言います。
元お笑い芸人、Web制作会社でエンジニアとして4年程勤務、現在は、主にライティングをメインに活動しております。
この記事は「ホームページ持ちたい。けど、お金はかけたくない。」そんな方へ向けた内容になります。具体的には、
● 個人でホームページを持ちたい。
● 無料でホームページ作れるって聞いた事ある。
「個人事業主になられた方」「複業を始めた方」「学生さんで作品を掲載したい方」そんな方々に向けて、まずは、無料でやれる事から始めてみませんか?という提案になります。
ホームページを作るのには、「お金」も「時間」もかかります。
当然の事ですが、ホームページを作るのには「お金」「時間」が掛かります。
ぼくは、以前、Web制作会社でエンジニアとして働いていて、月に4サイトくらいのペースで、企業のコーポレートサイト構築に携わっていました。
これは、Web制作会社の単価によりますが、10ページ規模のサイトを作ろうとした場合、
● 費用 : 50万〜
● 納期 : 2ヶ月〜
もちろん、もっと安いところはいっぱいあります。個人の方や数人規模の制作会社などです。
では、自力で作ろうとした場合はどうでしょう?
● 設計
● ドメイン / サーバー
● コンテンツ作成
● デザイン
● コーディング
● システム開発
これらの制作フローを経て制作します。覚える知識が多すぎて、出来上がるまでに1年はかるかも知れません。
「 WordPress」と言う無料で使えるツールを使えば、、とおっしゃる方はいると思いますが、ドメイン、サーバー契約などは少なくとも理解する必要があるのと、WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)がどのようなものか、理解しておく必要があります。
ぼくは、WordPressのテーマ構築してました。
結果的によくありがちなのが、
ホームページを作る事が目的になり、肝心の、情報発信や本業に割く時間がない。。そういったケースに陥りがちです。
ホームページは作っただけでは、1円も生みませんし、見てもらえないんです。その間に運転資金が、、機会損失をし続けます。
いかに「運用」に慣れて行くか。それがいちばん重要と考えてます。
Web制作会社に勤務していたからこそ、自信を持って言えます。
まず、無料でホームページを作れるサービスで試す。
そこで、おすすめしたいのが、
無料でホームページを作成できるサービスです。
お金をかけずに簡単な操作でホームページが作れてしまいます。
もちろん、メリット、デメリットありますが、それも踏まえて解説できたらと思っています。
次の3つのサービスを紹介します。ツールによって向き不向きがあるので、簡単に紹介していきます。
● ジンドゥー
● Wix
● ペライチ
※各サービスの細かい比較などは、「ホームページ」「無料」「比較」などで検索してみてください。詳しく解説した記事がいっぱいあります。
ジンドゥー(初心者向け)
ジンドゥー公式Webサイト
ドイツ生まれのサービスです。
2009年から、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナーとなり、日本語版が展開開始されました。
こんな人におすすめ。
● ホームページのことが全く分からない人
● 個人の作品を掲載してみたい人(音楽、イラスト)
● とにかく簡単に作ってみたい人
こちらは、公式ページで紹介されていた「モデル」さんの個人サイト。
無料で制作されてます。無料でここまで出来るみたいです。
畑 有里紗さん Webサイト
ジンドゥーは「サポート」「コミュニティー」「書籍」これらがしっかりしているのもメリットに挙げられると思います。
ジンドゥーハウツー
ホームページ制作に関するコラムも情報量が多いので、制作に迷った時、解決見つかりやすいかも知れません。
Wix(デザイン / 機能が豊富)
Wix公式Webサイト
Wixは2006年にサービスが開始され、本社所在地はテルアビブ (イスラエル)にあります。2019年、東京に日本法人「Wix.com Japan株式会社」設立されました。
こんな人におすすめ。
● 少しデザインにこだわりたい人
● 細かい機能など拡張したい人
● カスタマイズできる技術がある人
Wixデザインテンプレート
デザインテンプレートや機能豊富です。アニメーションもつけられるみたいですし、プラグインと言われる拡張機能もあるようです。
ただ、機能が多すぎると覚える事も必然的に多くなるので、中級者向けになるかも知れません。
また、ジンドゥーほど日本法人の歴史がないので、サポート周りが充実してくるのはこれから先だと思います。
Wixヘルプセンター
ペライチ(ランディングページ)
ペライチ公式Webサイト
ペライチは2014年に日本法人で始まっているサービスです。
「誰でも早く簡単に1ページのホームページが作成できるWebサービスを提供している会社」をミッションにしていています。
ペライチ企業サイト
こんな人におすすめ。
● とにかく早く作りたい人
● とにかく簡単に作りたい人
● 1ページだけでいい人
LP(ランディングページ)を作りたい人にも向いています。
とりあえず1ページを作って、簡単なサービスの訴求、SNSをリンクさせたり、問い合わせ先を掲載したり。そんな方に向いています。おそらく1日もあれば作れるんではないでしょうか。
まずは、ホームページに慣れる事が優先です。
ここまでものすごく簡単ですが、「Webサイト無料作成ツール」を紹介してきました。ただ、無料で作っていても上手く行かない事も出てきます。
● サイトの構成
● 文章作成
● 写真作成
● SNSの連携
● 告知 / 拡散の手段や戦略
これらにも時間がかかってきます。
サイト制作そのものに時間をかけるのではなく、サイトを使って何をするかに時間をかけるには、無料ツールを使わない手はありません。
ある程度形にして、収益や実績がで始めたら次のステップに移りましょう。
無料ツールで作成
→
Webの制作の基礎を学ぶ
→
他のツールに乗り換える(WordPress など)
→
本格的な運用を開始
なぜ、他のツールに乗り換えるのか?
今まで紹介したツールは無料で使えます。
さらに有料(年額 / 月額)にすれば、機能を拡張し、様々な事ができるようになります。
ですが当然、メリットもあり、デメリットもあります。
無料版はURLに各社のドメイン名が入ります。
● ジンドゥー
● Wix
● ペライチ
URLに「jimdosite」「wixsite」「peraichi.com」これらドメイン名は必ず入ります。
有料版はURLを自由に変えられますが、もう一つ、ネックがあり、記事データがエクスポートできない事です。
エクスポートは、簡単に言えば「巨大な記事データのExcel」とでも言いましょうか。。そのデータが各サービスの保管先(サーバー)から持ってこれないんです。
これが、けっこう厄介で、ホームページをお金かけて新しくしたい時、データが簡単に移管できないばかりに、
● データ移行の作業費を取られる。
● データ移行の工数がかかる。
● リダイレクトが素人には難しい / もしくはできない。
こんな事がよく発生します。Web制作業者からすると、いつも頭を悩まされてきた問題。
Webサイトを本格運用する場合は、有料版にアップグレードするか、適切な移管を選択するか、きちんと考える必要があります。
一応対処法として、記事はクラウドストレージで管理し、文章はWord、画像保存するなど、手動でバックアップをとりつつ更新します。
ちなみに、ぼくは、note記事は全て、DropboxでGoogleドキュメントで保管しています。万が一、noteのサービスが終わったとしたら泣きますよね。情報資産は大事ですからね。
まずは、無料でWebサイトを制作して形にしつつ、運用方法を身につけ、それからWebに関する知識を少しずつ身につける事をお勧めします。
これから、ホームページを持ちたいと思っている方へ、参考になれば幸いでございます。