ホームページとは、複数のWebページから構成され各ページがリンクで繋がった情報コンテンツのことです。
ホームページを閲覧しているユーザーは、もっと深く情報を知りたいと思った時、リンクを辿って他のページにアクセスします。
リンクが設定されてない・導線設計されていないホームページは、ユーザーの利便性を下げてしまいます。機会損失をし続けることになるのです。
この記事では、ホームページの目的と目的に応じたホームページの形式を紹介したいと思います。
ユーザーはどのようにしてホームページにアクセスするのか
ユーザー(ホームページ閲覧者)は、インターネットを通じて、あなたのホームページにアクセスします。アクセスの方法は主に次の通りです。
- Webブラウザ(Internet Explorer,Google Chromeなど)のアドレスバーにURLを打ち込み直接アクセスする
- GoogleやYahoo!などの検索サイトから検索キーワードを入力し検索してアクセスする
- SNS(Twitter、fasebook)から閲覧する。
- チラシ・新聞広告
このほかにも、口コミや名刺などからアクセスがあるなど、ローカルなコミュニケーションから生まれるアクセスもあります。
ホームページの目的
ホームページは、次の3点が主な目的です。
- 自社の情報を発信する
- 営業ツールとして売上に貢献する
- 社会的信用の獲得
ホームページは存在しているだけでは価値を生みません。目的を持って運用することで成果が上がってきます。
ホームページの目的と形式
ホームページには、目的に応じたサイトの形式があります。
企業の顔となるコーポレートサイトをはじめ、ブランディングや情報発信などの目的で作られるオウンドメディア・ポータルサイトなど、7〜9種類の形式に分かれています。
- コーポレートサイト
- ブランドサイト
- オウンドメディア
- プロモーションサイト(キャンペーンサイト)
- ECサイト
- リクルートサイト
- ポータルサイト(キュレーションサイト)
- ランディングページ(1ページ)
では、ホームページの種類を具体的に見ていきましょう。
コーポレートサイト
もっとも一般的なホームページの形式です。事業案内・サービス紹介・所在地などの企業な基本的な情報を掲載します。
- 目的:事業案内・所在地などの掲載・社会的信用の獲得
- サイト例:https://toyota.jp/
ブランドサイト
商品や製品・サービスだけの情報を掲載している、広告宣伝・PRを目的としたホームページです。コーポレートサイトとは別で作られます。
- 目的:特別な商品・製品・サービスを広告宣伝・PRする
- サイト例:https://lexus.jp/
オウンドメディア
自社にまつわる、ユーザーにとって興味惹く有益な情報やエンタメ要素の強いコンテンツを発信するためのホームページ
- 目的:ファンの拡大
- サイト例:https://toyotatimes.jp/
プロモーションサイト(キャンペーンサイト)
新製品のリリースやイベント・キャンペーンの認知・集客のために、期間を限定して公開されるホームページです。ECサイトやブランドサイトへの送客に使用します。ランディングページに近い役割を果たします。
- 目的:キャンペーン・イベントへの集客
ECサイト
直接商品を購入できるホームページです。ECサイトとは、イーコマース(電子商取引)を行うホームページの総称です。
- 目的:商品の売買
- https://toyota.jp/ucar/
リクルートサイト
求人情報や求人応募のためにつくられるホームページです。通常コーポレートサイトに求人情報としてページを設けます。採用に力を入れている企業は、採用サイトとして独立させてホームページをつくることもあります。
ポータルサイト(キュレーションサイト)
ポータルサイトは、企業情報や企業にまつわる情報などをひとまとめにし、各ホームページヘの導線をつくるために設計されています。ポータルとは、門や入口を意味した言葉です。
まとめサイト、いわゆるキュレーションサイトに近い役割を果たしますが、キュレーションサイトは、世の中のあらゆる情報が雑多にまとまっているホームページといった理解でいいでしょう。
- 目的:各サイトへの入り口・起点
ランディングページ(1ページ)
ユーザーがいちばん最初に訪れる商品ページです。特定の商品やサービスのベネフィット・製品情報や強み・メリットを訴求するためにつくります。
- 目的:集客
- サイト例:https://kinto-jp.com/lp/komikomi/
目的に応じた形式でホームページを作りましょう
ホームページをつくる時は目的や目標を明確にしてから制作に入ります。目的のないホームページは成果が上がらないからです。
ホームページの形式がいくつかに分かれている理由は、情報整理や用途がわかりやすいサイトの方が、ユーザーの利便性が高いからです。
たまに、いろいろと情報が詰め込まれているホームページを見かけますが、とても使いづらく、僕は最後までページを閲覧せずに閉じてしまいます。
ホームページは見てもらうことが、ひとつの目標であり指標になるため、ユーザー目線に立って制作を進めていきましょう。
