Web運用

ホームページの導線を考える

ホームページの導線を考える

 ホームページへの導線を考えます。ホームページはインターネット上に公開しただけでは誰にも見てもらえません。

 ホームページをGoogleなどの検索サイトでホームページを検索上位に表示するには、SEO(Search Engine Optimization)といわれる、検索エンジンに対しての施策をする必要があります。SEOは、計画や戦略を考え、時間と費用をかけて長期的に結果を出していくものです。

 ユーザーにホームペーを見てもらう最も有効な手段は、ホームページ公開時にSNSで周知するのことです。即効性があり、費用もそれほどかかりません。

 では、ホームページ閲覧までの導線を解説していきますね。

ホームページの主な導線

 ホームページへの導線は、インターネットを利用することだけではありません。セミナーやイベントでの名刺交換やチラシ広告・ポスティングなどの、オフラインからの導線もあります。以下のことが考えられます。

  • 検索サイトからの流入
  • SNSからの流入
  • ブログ・noteからの流入
  • メディアサイトへの出稿
  • リスティング広告
  • ローカルコミュニケーション

◆ 検索サイトからの流入

 Google・Yahoo!などの検索サイトからの流入です。検索窓に検索キーワードを打ち込み、表示される検索結果からの導線です。

 自身のホームページを検索結果1ページ目に表示するには、SEO(Search Engine Optimization)といわれる検索エンジン最適化の施策が必要です。

◆ SNSからの流入

 Twitter・Facebook・Instagram・YouTube・TikTok、などのSNSからの流入です。SNSのプロフィールや概要欄にURLリンクを貼り、導線を作ります。

 SNSは周知のきっかけを作ることに向いています。時系列で情報が流れいってしまうSNSは、事業の詳細な情報を伝えるの向いていません。SNSからホームページへ誘導し、より深い情報をホームページで伝えることが一般的な使い方でしょう。

 SNSの最大のメリットは拡散性でしょう。いわゆる「バズる」というやつです。特にTwitterは拡散性が高く、共感性の高いツイートは一気に世の中に広がります。それが引き金となり、ホームページのアクセスが瞬間的に伸びるのです。

 フォロワーが多くなれば、自然と定期的にホームページにアクセスしてくれる人も増えます。友人に拡散のお願いをするのもいいでしょう。

◆ ブログ・noteからの流入

 アメーバブログ・noteなどの読み物系コンテンツからの流入です。自社ブログの他に、外部のプラットフォームを使用している企業も多くあります。理由は、そのプラットフォームが多くのユーザーを抱えているからです。

 アメーバブログは芸能人のブログに特化しています。
 noteは大企業も取り入れているプラットホームです。日記的な内容をはじめ、企業のストーリーや商品開発の裏側など、読み物として楽しいコンテンツが多く投稿されています。より深いファンをつくるのに適しているでしょう。

企業のnote活用

https://note-kirinbrewery.kirin.co.jp/
https://youth-note.jpn.panasonic.com/
https://bungeishunju.com/

◆ メディア出稿

 新聞広告・各種街角広告・Webメディアなどに掲載を依頼し、ホームページへの導線を作ります。新商品のリリースやイベント開催などの周知に使われる手段です。

◆ リスティング広告

 リスティング広告(検索連動型広告)は、Google・Yahoo!などの検索サイトで検索したキーワードに対し関連する広告を表示します。検索結果の上部に表示される「広告」と付いたリンクです。

 リスティング広告では、クリック課金制が採用されています。表示された広告がクリックされてから初めて料金が発生するしくみです。広告運用にはWebマーケティングの知識が必須になります。

 一般的に、新商品のリリースやイベントの開催などに合わせて出稿します。ランディングページやプロモーションサイトに誘導することが多いです。短期的な集客効果があり即効性はありますが、継続的・長期的な集客には向いていません。

 コーポレートサイト開設初期の段階では特に必要ないでしょう。

◆ ローカルコミュニケーション

 セミナー・イベント・近所付き合い・折込チラシなどのアナログな周知の方法です。Webを使った導線より確実性があります。

 自社のサービスの営業範囲が近隣の場合、ローカルコミュニケーションの方が成果は上がります。

 Webを使った導線の確保は世界中にアプローチできる反面、相手が特定できません。一方でローカルコミュニケーションは対面でのアプローチになるため、確実に相手に情報を伝えることが可能です。

 ホームページ公開直後は、アナログな方法も検討するようにしましょう。

認知から購入までのロードマップ

 ユーザーがホームページを閲覧し、お問い合わせや商品を購入するまでのコミュニケーションを考える必要があります。顧客はいくつかのプロセスを経て、商品購入などの行動を起こすからです。

 

 ここでは、コミュニケーション施策を考える上で必要な考え方や方法を紹介します。

◆ AISCEAS(アイシーズ)

 Web上の顧客が、購買・意思決定をするプロセスに「AISCEAS(アイシーズ)」があります。以下の単語の頭文字を取って「AISCEAS(アイシーズ)」といいます。

  • Attention(認知)
  • Interest(興味)
  • Search(検索)
  • Comparison(比較)
  • Examination(検討)
  • Action(購買)
  • Share(共有)

 購買・意思決定のプロセスは他にも「AIDA(アイダ)」「AISAS(アイサス)」などがあり、Web以外で活用されます。ちなみにAIDAのDは、Desire(欲求)のことです。

 当たり前のことですが知らないものは買えません。まずは認知から始まります。顧客に存在を周知したのち、広告やキャッチコピーなどで興味を引きます。購買までの顧客とのコミュニケーションを設計しておきましょう。

◆ カスタマージャーニーマップ(購入までのストーリー)

 カスタマージャーニーマップとは、顧客の購買行動・感情の動きを考え、コミュニケーションの施策や方法を検討していくものです。

 サービスの認知から購買までを図式化し、購買までのストーリーやシナリオを作っていきます。

 カスタマージャーニーマップの制作手順を紹介します。

  1. テーマを決める
  2. ペルソナを設定する
  3. 行動を洗い出す
  4. 行動をステージに分ける
  5. 顧客接点を明確にする
  6. 感情の起伏を想像する
  7. 対策を考える
  8. 視点を変えてアイデアを追加する

 カスタマージャーニーマップを作ることで、顧客が何を求めているのかを考えます。ホームページのコンテンツを作る上で大きなヒントになるでしょう。