ブログで成果を出すために意識をひとつに向ける
何かを習得したり、結果を出すには意識を集中させなくては難しいように思います。
いろんなことに意識を向けていると、どれも中途半端になってしまうということです。
たとえば、難関資格取得のために勉強しているとします。1日10時間以上、1年間勉強してやっと合格できる資格だっとして、
恋愛や仕事、趣味などをしている時間なんてないでしょう。資格取得のためには意識を集中させて取り組まなくてはいけません。
もし他のことも並行してやらなくてはいけない場合、結果や成果がでるまでに時間がかかるということです。
時間がかかればモチベーションは徐々に低下して行きます。行動自体をやめてしまう恐れもあります。
「選択と集中」とはよく言いますが、やっぱりその通りだと思います。1日24時間という時間の中で、何に・どう時間を使うかは意識しなくてはいけないと思います。
そして、その選択と決定は自分に権利があることを忘れてはいけないと思います。
ブログで結果が出ない理由
このブログは、結果が出ていません。
ブログは3年ほど運用しています。
なんで結果が出ていないか。どうやったら結果がでてくるのか。ぼくなりに考えた今現在の結論があります。それは、
「ブログに集中していない」
ということでした。
副業ブログはなぜ成功しないのか
ブログを運用している人で、専業ブロガーとして生計を立てている人はどのくらいいるのしょうか。
おそらくきっと、100人いたら1人か2人だと思います。
ほとんどの人が他に本業をしていて、副業やお小遣い稼ぎとしてブログをはじめています。そのくらいブログが始めやすいということですがその反面、本業にはなりにくいということです。
よく言えば副業ですが、悪くいえば片手間。成果が出ていなくてもだらだら続けることができてしまうし、やめ時もわからないのです。
この中途半端さが、副業ブログが成功しない原因だとぼくは結論づけました。
ブログで成功している人はブログだけに集中している
ブログだけに集中すれば成功するのかと言えば、そんな甘いものではありません。
頑張って記事を更新すれば収益が保証されるなんてことはなく、むしろ頑張っているのに成果がでない人がほとんどです。
だからブログは片手間でやればいい。という話ではなく、ブログだけに集中しても成果がでにくいものを、片手間でやったらもっと成果は遠のいてしまうという話です。
専業ブロガーさんで片手間の方はいません。その上で、知識や技術を取り入れて挑戦と改善を繰り返しているから成功しているのだと思います。
結果を出すために1分の漫才を100回練習した話
話は変わりますが、
ぼくは過去にお笑い芸人をしていました。よしもと興業の芸人としてデビューし、漫才コンビを結成して舞台に立っていました。
ウケなかった漫才がウケるようになったきっかけ
学生時代に漫才をやっていたわけでもなく、小さい頃から漫才を見て育ったわけでもありません。
なんとなく芸能界に憧れて、芸人を目指したミーハーでした。
漫才をやったことがないので、ネタ作りは自己流。漫才も自己流です。
テレビやDVDで見た漫才を見よう見みまねでやっていたので、芸人をやり始めてから3年くらいはお客さんを笑わした記憶がありません。
でも、あることをきっかけにネタがウケるようにようになりました。
それが、1分の漫才を100回練習したことでした。
M-1グランプリが始まったことがきっかけで
まったくウケない舞台が続いていて、当時、ぼくの出番はひと月に1一度、1分間の持ち時間しかありません。
舞台の数と持ち時間を増やすには、舞台で笑いを取りお客さんの投票数を稼ぐ必要がありました。
そこで当時の相方と話し合い、とにかく1分の漫才だけに集中して取り組もうということでした。
ちょうどその頃、M-1グランプリも始まっていて漫才のモチベーションが上がっていた時でもありました。
公園で漫才を100回練習した
ただひたすら、1分のネタを100回繰り返す。
一語一句・まったく同じ間で繰り返し、公園の地面に正の字で数を数えていく。
そのこと以外考えず、とにかく集中して1分の漫才に取り組む。舞台の前日に何回も何回も練習を重ねました。
それでも、お客さんの前に出ると緊張するのです。その緊張は、練習したことがきちんとできるかどうか・ネタがウケなかった時の不安からくるものです。
そして漫才をした結果、きちんとウケてぼくらは次のステージに進むことができました。
ぼくはそのとき、感覚的に「何かに集中して取り組むことの大切さ」を学んだように思います。
ブログは成果が出るまでに時間がかかる
ブログはひと月ふた月では成果は出ません。
それは検索エンジンの仕様によるものもあります。書いた記事がインデックスされるまにタイムラグがあり、検索されないからです。
ブログは半年経っても結果が出てこないなんてことはザラにある
じゃあ時間経過とともに結果がでるのかといえば、それも違います。
半年経っても何の成果もなく、ましてや閲覧さえまったくない日が続きます。
「ブログってやる意味があるのかな」と、時間ばかり費やして途方に暮れることがほとんどです。
成果を出すためには集中して取り組まないと
でも、成果を出すためにはひたすらブログに打ち込むしかありません。
ブログに意識を向けていることで、改善点が見えてくるし、文章の構成やブログ構築のノウハウも身についてきます。
なにも、ブログから得られた収益だけが成果ではないのです。
ブログの成果は収入だけじゃない
つまり成果とは、目に見えてわかる収益だけではないとうことです。
文章スキルや構成力、実行力や継続力といったことも成果なのです。このことに気づくと、今まで書いてきたことに意味が出てきます。
自分の考えをまとめる力もそうですし、ITスキルや分析力も身についてきます。
ブログがきっかけで別の仕事につながる
たとえば、ブログをしていることが評価されて別の仕事につながることもあります。
書籍の出版に繋がったり、広報やPR・SNS運用の仕事に活かせるかもしれません。それはすべてブログから得た成果であり収益です。
それらの仕事につながったのは、目の前にブログに集中して取り組んだからではないでしょうか。
ブログに限ったことではないですが、成果や結果を求めるなら、ある一定の期間ひとつのことに集中しなければいけない。ぼくはそう考えています。
成果を出すためにブログに集中してみようと思う
さて、さきほども言いましたが、このブログは成果が出ていません。
それは、ぼくが目標としている収入に繋がっていないという意味です。文章力や継続力に関して言えば、身についたこともたくさんあります。
しかしブログを運用している以上、収入に繋げて行きたい。
だからぼくはブログに集中して取り組もうと思っています。この自分の中でブログは未完成の部分が多く、ずっと放置していました。
つまり、ほかのことに目を向けて集中していなかったということです。集中すると決めた時点で成果は約束されています。
これからこのブログがどう変わっていくのか。
ぼくは楽しみで仕方ありません。